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2020年3月1日

11568:自律走行車の“眼”となるセンサーの競争が激化;記事紹介

自律走行車の“眼”となるセンサーの競争が激化、業界は再編に向けて動き始めている(今日の眼の話題)

2020.02.28 FRI  wiredから抜粋

自律走行車が周囲を認識する“眼”として鍵を握るセンサー「LiDAR」の競争が激化している。さまざまな技術が提案されてくるなかで競争が激化し、業界再編の兆しが見え始めている。

LiDARを開発各社は、増加する自律走行車に“状況を検知する目”をもたらしたいとする。

オースティン・ラッセルはスタンフォード大学を中退してからレーザースキャナー「LiDAR(ライダー)」の企業ルミナーテクノロジーズを創業した。ラッセルがルミナーのあるべき姿として構想しているのは、自動車メーカーに部品を納入する大手の自動車部品サプライヤー、いわゆる「ティア1」に自社製品を販売する部品メーカーではなく、「ティア1」そのものだ。

目指すのは「検知機能のサーヴィス化」

ルミナーが生み出しているものは、クルマの周辺にレーザー光を照射するハードウェアの塊だけではない。レーザー光の照射・測定による情報を集約し、有益な情報へと変換するソフトウェアも提供している。これでクルマやトラック、歩行者などの位置を識別することができる。

自動車メーカーはLiDARを利用して幹線道路などでドライバーが走路から目をそらしても安全なクルマをつくりたいと考えている。LiDARならレーダーよりもかなり詳細な検知が可能なので、ドライバーは状況を常時監視しなくても、クルマを安全に“半自動運転”できる。

LiDAR業界は再編が加速

ラッセルによると、ルミナーが開発中のLiDARは2022年半ばには市販車に採用されるという。

ルミナーが開発の焦点を変えたのは、ほんの10年前に誕生したLiDAR業界が、いまや数十社を数えるほど発展したからだ。業界再編の兆しが見えており、数社が再編されるとみられる。

各社ごとに異なるアプローチ

目立った事業終了は起きていないが、どのLiDAR企業が廃業、合併、存続するのかはわからない。LiDARメーカー間には企業戦略のみならず、LiDARの技術そのものへの取り組み方にも違いがあるからだ。

大きな課題は価格

ルミナーは、幹線道路における自動運転で鍵を握る遠距離の対象物の検知に重点を置いている。「LiDAR市場をリードする企業は、競合をやや引き離しつつあります」(アナリストのマイク・ラムジー)。しかし、各社の特徴が他社と大きく異なること、成功へのチャンスが多岐にわたることから、LiDAR企業の大半は存続し続けるはずだ。彼は「レーザー光の波長が1,500nmか900nmかそれ以外かといった問題には、あまり関心がない」と言い、消費者の手の届く価格で市販できるLiDARに関心があると語る。この点についてどのLiDARメーカーも、あと少しのところまで来ている。しかし、まだ成功していない。

※『WIRED』によるLiDARの関連記事はこちら

追記:LIDAR

出典: Wikipedia

LIDAR(Light Detection and Ranging、Laser Imaging Detection and Ranging、「光検出と測距計測技術」は、光を用いたリモートセンシング技術の一つで、パルス状に発光するレーザー照射に対する散乱光を測定し、遠距離にある対象までの距離やその対象の性質を分析するものである。日本語ではライダーライダとカタカナ書きされることも多い。この技法はレーダーに類似しており、レーダーの電波を光に置き換えたものである。対象までの距離は、発光後反射光を受光するまでの時間の差で求まる。近年は自動運転車用センサーとしても注目されている。ライダーとレーダーの最も基本的な相違は、ライダーはレーダーよりも遥かに短い波長の電磁波を用いることである。典型的には紫外線、可視光線、近赤外線である。

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