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2020年2月8日

11491:新型肺炎を武漢で真っ先に告発した医師の悲運:記事採録

清澤のコメント:詳しい情報が入手できたので採録します。李文亮医師が警告を発するに至った患者は、おそらく、肺炎ウイルスとの関連はなかったと推測されますが、閉塞隅角緑内障患者だったそうです。その家族に肺炎が出たので、彼は感染性肺炎の発生を予感したようです。 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200207-00000003-jij_afp-int  が原文です

 --記事抄出します---

34歳の李文亮医師は武漢市中心医院の眼科医。彼は率先して原因不明の肺炎が発生していることを周囲に注意喚起したが、そのSNSのスクリーンショットが拡散されたことで、職場や警察から事情聴取を受けた。李医師は診察の過程で自身も新型肺炎に感染、多くの同僚や両親も感染している。

新型肺炎の感染が拡大した2019年末、武漢では現地の医師による注意喚起が早くから行われていた。だが当局は“デマを流布したもの”に対する処罰を発表、医師も含む8名に処分を下している。中国の独立系メディア「財新」の取材班は、内部告発者として注目を集めた李文亮医師へのインタビューを敢行している。

李医師は武漢市中心医院の眼科医であり、ウイルスの“ヒトからヒト”へ感染するという特性の有無がまだ不明確であった頃、職務上知り得た情報をもとに友人らに対しその危険性を伝えようと試みた。彼は“違法行為”を行いたいと思っていたわけではなかった。(本記事は『財新』の提供記事)

内部告発者となった李文亮医師

財新記者は武漢公安当局の公式微博アカウント「平安武漢」による違法行為を行った8名を召喚したことに関する報告が、1月1日17時38分に行われていたのを発見した。

1月30日、李医師は実名で財新記者によるインタビューを受けてくれた。彼は遼寧省出身で、今年34歳になる。知り合いばかりのコミュニティや世渡りが好きではないとの理由で、南方の地方大学に通いたかったと言う。2004年に大学を受験し、「安定感のある分野を専攻したい」と、武漢大学の七年制の臨床医学学科に出願した。卒業後はアモイで3年間働いた後、2014年に武漢に戻り武漢市中心医院で働き始めて今に至る。

以下は、李医師と財新記者のインタビューだ。

ヒトからヒトへの感染は明らかに存在する

財新記者:SARSと同じように“ヒトからヒト”へ感染するということですか?

李医師:ヒトからヒトへ感染するということは明らかです。1月8日頃、私もこのウイルスの患者の治療を行いました。当時われわれの眼科には閉塞隅角緑内障で入院している患者が1名いました。彼女はその日、体温は正常なのにも関わらず、食欲が無かったんです。

その頃はわれわれも体の他の部分の不調だとは思っていなかったのですが、眼圧が正常に戻っても翌日はやはり食欲がなく、昼頃には発熱を起こしてしまいました。その後肺部分のCT検査を行うと“ウイルス性肺炎”ということが明らかになりました。その他の数値が原因不明の肺炎である基準を満たしていたんです。

当日彼女の世話をした娘さんも発熱を起こしました。これは明らかなヒトからヒトへの感染です。そこで我々はすぐに医務所とオフィスに報告を行いました。院内の専門医による診察を行い、診察後に我々の科で隔離して治療が出来るようにお願いしたのです。

3日後、われわれは再び前述の女性にCT検査を実施したのですが、結果はやはり“ウイルス性肺炎”でした。更に感染範囲も拡大しており、状況は深刻になっていました。当該患者はすぐに呼吸内科の隔離室に移動させたのですが、その後の状況を私は知りません。―――

(財新記者:覃建行)

※原文初出の記事は1月31日に公開

【2020年2月7日8時00分追記】2月6日の21時過ぎ、李医師に対して人工肺ecmoを使用して救急治療を行ったが、22時前後、彼が死亡したとの情報が伝わり始めた。23時、財新記者は武漢市中心医院に駆け付けたが、深夜0時、巡回中の看護師は「だめだ、でも中ではまだ緊急措置を行っている」と話した。7日深夜2時、専門家が診察に入り、外で待っていた李医師の同僚も一緒に中に入った。2分後、この同僚が出てきたので、財新記者が「李医師はいかがですか?」と尋ねると、彼は深く頭を下げて一言も発せず、黙々とその場を離れた。

追記;2月10日の【武漢肺炎】国民の怒り爆発!政変間近か?!【及川幸久−BREAKING−】:こちらもご覧ください。

上の動画で話題になっている「民衆の歌」です。映画ではこんな風。

Categorised in: ご近所の話題