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2020年1月23日

11455:【解説】武漢の新型ウイルス、これまでに判明したこと:記事抄出

清澤のコメント:日本でもすでに患者が発生した武漢の肺炎ですが、同市の出入りが遮断されたとの報もあります。実はもっとはるかに多い患者が既にいるのではないか?ともいわれています。重症急性呼吸器症候群(SARS)ほど強力ではないがその遺伝子と80%の共通性を持つとの説明もあります。新型肺炎に対する予防措置が出そろわぬ状況では、SARSの解説記事(https://h-crisis.niph.go.jp/bt/disease/10summary/

)が参考になりそうです。重慶の肺炎にも、SARSのどちらにも、眼症状の記載はなさそうです。

注:コロナウイルスはエンベロープを持つ1本鎖RNAウイルスで、ゲノムRNAはmRNAと同じ配列のプラス鎖である。また、コロナウイルスは呼吸器・消化器の上皮細胞に親和性を持つ。
ーーー記事抄出ーーー
2020年1月23日 16:50 発信地:北京/中国
【解説】中国の新型ウイルス、これまでに判明したこと

【1月22日 AFP】中国では、大勢の人が移動する春節(旧正月、Lunar New Year)を目前に控え、武漢(Wuhan)で発生した新型コロナウイルスの感染拡大に対する懸念が増大している。

新型ウイルスについて、これまでに分かっていること
■全く新しいウイルス
このウイルスは、これまでに確認されたことがないコロナウイルス株とみられる。コロナウイルスは大型ウイルス群の一つで、風邪から重症急性呼吸器症候群(SARS)などさまざまな疾病を引き起こす可能性がある。SARSは2002~03年に中国本土で349人、香港で299人の死者を出した。

仏パスツール研究所疫学部門長のアルノー・フォンタネ氏はAFPの取材に、現在流行している新型ウイルス株はSARSと遺伝子的に80%一致すると語った。

中国はすでに、新型コロナウイルスのゲノム配列の解析結果を世界の科学コミュニティーに伝えている。

現時点で新型コロナウイルスは「2019-nCoV」と呼ばれている。

■人から人への感染

世界保健機関(WHO)は20日、動物が最初の発生源であると考えられると発表した。新型ウイルスが発生した武漢の当局は、市内の海鮮市場が感染の中心地であると特定している。

中国はその後、この市場への立ち入りがなくても、新型ウイルスが人から人へ感染している証拠が存在することを確認している。

英ロンドン大学キングスカレッジのナタリー・マクダーモット博士によれば、くしゃみやせきなどの飛沫(ひまつ)を通じてウイルスが拡散している可能性が高いという。

■SARSより悪性度は低い

SARSと比較すると、新型ウイルスの症状の悪性度は低いと思われる。だが、ウイルスの悪性度が低いことで、逆に感染が広がりやすいとの懸念もある。

スイス・ジュネーブ大学のグローバルヘルス研究所代表アントワーヌ・フラオー教授はAFPの取材で、ウイルスの悪性度が低く、症状に気付く前に遠距離を移動できてしまうため、逆説的ではあるが通常よりも懸念されると語った。(c)AFP/Helen ROXBURGH

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