お問い合わせ

03-5677-3930初診受付

ブログ

2019年10月22日

11206:水深3200m、クジラの死骸に群がる深海魚

水深3200メートル、クジラの死骸に群がる深海魚

清澤のコメント:こんな深海にタコが居るんだ。普段は光が殆どささ無くて真っ暗なのだろうね。魚も深海魚というよりも割と普通の形に見える。ニューズウィークの記事から。でもまれにしか見られない光景なんだろうね。

2019年10月21日(月)17時40分 松岡由希子

海底に沈んで、魚などの餌となったクジラ…… EV Nautilus-YouTube

<海洋探査船ノーチラス号は、カリフォルニア沖の海底火山の探査活動中に、水深3240メートルの海底でクジラの死骸に遭遇した……>

米国の海洋探査船ノーチラス号は、2019年10月16日、米カリフォルニア沖の海底火山「ダビッドソン海山」での探査活動中に、水深3240メートルの海底でクジラの死骸に遭遇した。

クジラが死後、海底に沈んで、魚類の餌となり、海底で生息する環状動物や甲殻類、微生物などのすみかとなる「ホエールフォール(鯨骨生物群集)」である。このクジラは体長4メートルから5メートルで、顎骨のひげからヒゲクジラ亜目とみられ、脂肪や内臓の一部が残っていたことから死後約4ヶ月と推定されている。


ノーチラス号の遠隔操作探査機(ROV)によって、仰向けに横たわったこの死骸を様々な生物が食している様子が映像でとらえられた。

完全に消滅するまで何十年も……

「ホエールフォール」は、大まかに3つのステージで遷移し、ステージに沿って様々な生物が出現する。腐肉食者が死骸の軟部組織を分解する「移動性腐肉食動物期」では、フグやサメ、ヌタウナギなどの腐肉食動物が骨から肉を剥ぎ、骨食海洋虫が骨から栄養分を消費する。

およそ1年かけて軟部組織が完全に消費されると、有機物が海底堆積物に浸透して、二枚貝や多毛類などの食物となる「栄養便乗者期」になる。「移動性腐肉食動物期」から「栄養便乗者期」までの約2年を経ると、微生物が大量に繁殖して厚い敷物のような「バクテリアマット」を形成し、骨に寄生して、骨食海洋虫が分解しきれなかった骨の中の脂質を分解し、硫黄を生成する「Sulfophilic期」に移行。

クジラの死骸が完全に消滅するまで何十年も、硫黄を消費する微生物や「バクテリアマット」を食べる軟体動物や甲殻類のすみかとなる。

Categorised in: ご近所の話題