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2019年7月11日

10894:楽天ペイ、Suicaを取り込む:記事紹介

清澤のコメント:手数料が医院から引かれるにも拘わらず、2008年10月とごく早期にクレジットカード決済とスイカ決済を取り入れた当医院としては、スイカが何処に行くのかは大変興味あるところです。当時の記事:

『当院では地下鉄やJRで使うスイカ等の交通系電子マネーでの支払いが2008年10月9日に始動しました。定期券で使っているカードというところが味噌です。

今回契約した京浜急行電鉄の契約先としては当医院が医療機関の第一号だそうでプレスリリースも出ました。このニュースは”京急、都内の眼科でパスモ決済。”として2008年10月09日の全国紙:日経産業新聞の記事にもなりました。』

さて、『楽天ペイ、Suicaを取り込んで「一人勝ち」へ。電子マネーとコード決済の戦いは終わった=岩田昭男』を抄出します。

2019年6月20日ニュース

キャッシュレスは「クレジットカード」「電子マネー」それに「コード決済」という3つのプレイヤーで進んでいます。このうちクレジットカードは、インフラの土台を支えるキープレイヤーという認識で一致している。

では、電子マネーとコード決済はどうなのか。ライバルになるのか、補完しあえるパートナーなのか。(『達人岩田昭男のクレジットカード駆け込み道場』岩田昭男)

コード決済は電子マネーの敵じゃない?Suica中心に提携合戦勃発

楽天ペイで「Suicaチャージ」が可能に

今回の楽天とJR東日本(Suica)の提携は「楽天の一人勝ち」の気配が濃厚である。

楽天ペイメントとJR東日本(東日本旅客鉄道)が6月5日、キャッシュレス化の推進に向けた連携を発表。2020年春(予定)に、「楽天ペイ」アプリ内で「Suica」の発行やチャージが可能になる。チャージした電子マネーは全国の交通機関(鉄道約5000駅やバス約5万台)と、約60万の加盟店で利用できる。<中略>

機能面での特徴として、楽天ペイアプリからSuicaにチャージをすると、楽天スーパーポイントがためられる

SuicaのJR東日本はポイントサービスの補強を急いでおり、検討の末、ポイントプログラムに強い楽天ペイメント株式会社の手を借りることになった。

楽天にとっては大きなチャンス!

提携の内容は、来春をめどに、楽天ペイでSuicaにチャージできるようになるとともに、チャージのたびに楽天スーパーポイントが貯まるというもの。楽天にとっては今回の提携は大きなブレイクスルーになるだろう。

楽天に心強い「交通系パートナー」の登場

楽天も当初はリアル分野への進出に苦戦したが、何とか足がかりを得た。そこへ飛び込んできたのが、すでにリアルの社会インフラとなっているSuicaとの提携であるから、まさに渡りに船。楽天経済圏の中で交通系のパートナーは初めてなので、新しい分野が開けたことになる。

Suica利用者は、毎日利用し、利用単価も高い。カード事業者としてはおいしい優良顧客

JR東日本のメリットが少なすぎる?

それに対して、JR東日本の焦りが目立つ。「ポイント欲しさに自らの資産を投げ売りして、楽天にくれてやるようなものである」といった声が溢れる。

卵を預けて孵化してもらう「托卵戦略」

ただ、最近のSuicaを取り巻く状況を見ていると、昨年8月から始まった「みずほ銀行」との提携が引っかかる。JR東日本はみずほ銀行と提携して「Mizho Suica」を活用するプロジェクトを始めている。JR東日本は様々な企業と組んでスマホにSuicaを入れて、使わせようとしている。しかし、当たり外れが大きい。

みずほユーザーのうち、希望者には「Mizho Suica」をスマホのウォレットで生成させて、それを通勤や買い物で使ってもらう。会員が増えれば、Suicaもスマホでどんどん増えていく。第2弾を楽天で予定している。最良のパートナーと組んで、最高のパフォーマンスを得られなければ意味がない。そこでアイデアをくれたのが、メルペイとiDのコラボだった。

コード決済は電子マネーの味方だった

5月にメルペイはiDと組んでセブンイレブンで7割還元キャンペーンを成功させたが、その立役者がiDだった。セブンイレブンで支払いができるという立場を利用し、メルペイに恩を売ったのだが、iDからすればメルペイと同じスマホに入り、ペイを助けながら増殖しようという「托卵戦略」を実行したといえる。

それをSuicaに続いて行ったというのは、やはり目ざとい。同じことをJR東日本も感じている。コード決済は電子マネーの敵ではなく、良きパートナーになりうると気づいた。それを知ったJR東日本幹部は、他の電子マネー陣営に横取りされるのを恐れて、慌てて楽天との提携を表明したのではないだろうか。そうでなければ、事業開始1年前に発表する理由がない。

コード決済に激震の予感

なかでも、コード決済+電子マネーの連携は今後のカード業界全般を左右する重大な変化といえるかもしれない。

コード決済は、アプリを立ち上げねばならず、この手間が最大の弱点といわれた。しかし、電子マネーとうまく組み合わせれば、タッチ決済でかなりの部分をカバーすることができるので利点は計り知れない。この特徴をうまく生かせば、コード決済がキャッシュレス時代の決済の主役になる可能性は高まる

その結果、これからはタッチ決済の使える電子マネーとの提携をめぐって、さらに複雑な動きが出るだろう。

注目はnanacoWAONQUICPayがどのコード決済と組むか、最大勢力のペイペイはどの電子マネーと組むのか。

また、楽天はEdyという電子マネーも持っているので、それをSuicaと使い分けてどう活かすのか。今後の動きに大いに注目したい。

Categorised in: ご近所の話題