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2019年6月2日

10771:王者セブンが譲らないコンビニの「陣取り合戦」:記事紹介

眼科医清澤のコメント:これは少し古い記事 の引用https://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/20171206-OYT8T50020/なのですが、コンビニの出店合戦の解説です。南砂町駅前の当医院の近傍でも、地下鉄駅の拡張工事に絡んで既存のミニストップに近接した交差点脇に、マクドナルドと共通で広い駐車場を持ったセブンイレブンが移転出店し数年。勝ちを収めたようです。コンビニは単店舗戦略ではなく、地域のサプライチェーンと輸送路を構築しているのだという話が以前にもありました。また、この記事の前には、勝ち組だったセブンイレブン会長が更迭されるという事件( https://gendai.ismedia.jp/articles/-/48438 )もありましたね。

――記事の概要――

コンビニエンスストアの出店を巡り、売り上げを左右する立地。各社の“陣取り合戦”はどのような戦略で行われているのか。

コンビニ大手3社で9割

 「コンビニエンスストア」の定義によって異なるが、長時間営業など現在の形のコンビニとして一般によく知られているのは、74年5月にオープンした「セブン―イレブン豊洲店」(東京都江東区)。コンビニはどの小売業よりもいち早く、そして大胆に変化を遂げた。

 コンビニ業界の再編が進んだ現在では、セブン、ファミリーマート、ローソンの3社で国内シェアの約9割を占める。1988年におよそ1万店だったコンビニはその後、増加傾向を続けており、2002年に4万店、14年に5万店を超えた。17年10月末時点で、5万5341店。人口約2290人当たりに1店舗ある計算。

 コンビニ大手3社の店舗数、売り上げは次の通り。

 【店舗数】・セブン―イレブン…1万9887店/ファミリーマート…1万7768店/ローソン…1万3111店(17年2月末)【1日の平均売り上げ(日販)】セブン―イレブン…約66万円/ファミリーマート…約53万円/ローソン…約55万円:セブンが頭一つ抜け出す。商圏や立地の観点から考える。

セブンは同じ場所に安寧しない

都道府県別に店舗数を比較すると、セブンが23県、ファミマが15県、ローソンが8県で店舗数1位。南東北から関東甲信越、兵庫から熊本までのエリアはセブンが押さえ、東京都、愛知県、大阪府の3大都市はファミリーマート。ローソンは、セブンに先行して出店攻勢をかけた中国・四国エリアで健闘。

 セブンが人口の多い都道府県で店舗数トップを獲得し、人口の多い都道府県に集中的に出店する戦略を進めている。

出店したセブンが考えること:

セブンの店舗開発では、「場所はこだわらないが、商圏は捨てない」というスタンス。セブンは、十分に調査・検証を行い、吟味を重ねた上で、「採算が取れると見込んだ商圏」に出店。そのため、一度出店すればそう簡単に撤退することはない。エリア内で場所を変えながら出店し続ける。セブンの強さは、出店したらそれで終わりではなく、「さあ、どうする?」と検証を続ける姿勢。

「本当にこの場所が一番いいのか?」「もっと売り上げを伸ばせる場所が近くにないか?」セブンは少しでもいい立地を探す。わずか数メートルしか変わらなくても、「広い駐車場が確保できる」「両方向から入りやすい角地」といった視点で、土地所有者と用地の買収・賃借の交渉を続けるという。

陣取り合戦は激化、:再編は最終段階に差し掛かっている。多店舗を支えるには、世界規模の原材料調達、専用工場での生産体制確立、効率的物流網、高密度店舗網などの構築が必要。競争力ある商品提供には、こうしたシステムの構築が不可欠。となる。今後も大手3社の寡占体制が強化されるだろう。

かつてコンビニは、古くからある酒店、八百屋、たばこ店などが、オーナーによる業態変更で数を増やした。コンビニが飽和状態になると、店舗開発は本部主導で進められるのが一般的。

 新規オープンの出店には、人口量、交通量(通行量)、駅からの距離などが参考にされる。データを検討するほど、ある特定の場所にコンビニが集中する。「〇〇の駅前はコンビニだらけ」といった現象はこうして生まれる。周辺世帯数、購入金額、第一次産業の従事者数といったより細かいデータを精査し、新天地を開拓する動きもある。

なぜタバコを扱っていないのか? コンビニ立地に大きく影響するのがタバコ。タバコは売上全体の構成比約20%を占める主力商品。しかし専売店保護の名残でタバコの販売には財務省の許可が必要で、工夫を要す。

ページセブン最後の出店エリア「沖縄」の戦い:セブン「空白県」の解消

 セブン―イレブンは2019年中に沖縄へ出店すると発表した。5年間で約250店舗の展開を計画。将来的には沖縄に物流拠点を整備し、プライベートブランド「セブンプレミアム」をアジアで展開するための物流拠点として活用する。

三つ巴が激化する沖縄の事情;セブン「空白県」の沖縄で、コンビニがこれからどのように陣取り合戦を展開し、業界地図を塗り替えていくのか。王者セブンの出店戦略を一から見ることができる貴重な機会となる。

よいことばかりかと思ったのですが、ドミナント戦略の問題も噴出しているようです。

Categorised in: ご近所の話題