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2019年5月11日

10705:「おたく」も終活…集めた“お宝”どうなる? 記事紹介です

眼科医清澤のコメント:この連休に親元を訪ねての実家では、梅雨前の良い季節でボタン、サクラソウ、シャクナゲなどの花が咲き競っていました。樹木希林さんのお茶の映画の話ではありませんが、「年々歳々花は同じようにめぐってきます」。しかし、母との話は、葬儀の式場を入会予約したとか、固定資産税の評価は?とか、景色はよいが今後も利益を生めないであろう山林はどうする?など、まさに終活の話題ばかりでした。まさに、 《劉希夷:「代悲白頭翁」の「年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず」》の世界。

 そんなところで、今日のネットを見ていたら出ていたのは「オタク」諸士が集めた「お宝」の行方。集めた本人には大事なものでも家族にとってはごみの山ということになりかねないというわけです。私の書いたブログを製本した約300冊の冊子(写真は最終の3分の一だけを院長室の本棚に残したもの)も、私がいなくなったらただの塵だねと笑っています。

 先日の眼科学会で行った東京フォーラムの前庭でのフリーマーケットでの話。珍しい数十枚の「刀の鍔」を売っていた私より一回り上かと思われる、おじさんが、似たようなことを話してくれました。骨董屋さんも、自分が趣味人でもあるので、所蔵品はそれなりのコレクションになっているのだそうです。それも片附け始めたいのだけれど、それをオークション市場に出すと握られて(仲間内で申し合わせて落札者を決め、法外な安値で落札するという事らしい)しまう危険が大きいので、相対で買ってくれる人を探しているという話をしてくれました。

眼科の先輩の先生が亡くなった後、その膨大な蔵書の行方がなかなか見つからず、引き受け手がようやく見つかったという話も思い出されます。さて今日のネット記事からの抜粋です。

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https://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/20190422-OYT8T50084/

 「人生100年」と言われる一方で、終活を考え始める時期は早まりつつある。特定非営利活動法人「国境なき医師団日本」(東京)が2年前に行った意識調査によれば、60歳代の46%が「自分の万一の事態に備え、エンディングノートを作っておく必要がある」と答えた。家族の関心も高い。--「鎌倉新書」(同)が、親が存命する40歳以上の男女に聞いたところ、親の終活に関して「一緒に取り組んでおかないと困ることがあるか」との問いに、約92%が「はい」と回答。そのトップは「持ち物の整理」(約50%)だった。一方で実際、一緒に整理に取り組んでいると答えたのは約18%にすぎなかった。ーー

 終活についてあれこれ悩む傾向は、趣味で何かを収集してきた人も同じです。

 自らの死後に残る財産を公益性の高い団体に寄付する「遺贈」への関心は高まりつつあるが、遺贈の対象となるのは現金か、換金性の高い不動産などに限られるのが一般的。

 コレクション品の場合、所有者にどれだけ思い入れがあっても、価値を認める人が極端に少ない分野であったりすれば、買い取りや見積もりの対象にはなりにくい。元気なうちに、同じ趣味の仲間と連絡を取り、「もし自分に何かあったら収集品を引き受けてくれ」と話をつけておくのは一つの方法でしょう。:という事だそうです。

Categorised in: ご近所の話題