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2018年10月22日

10208:江東区医師会防災部会:印象記

◎大いなる空耳:オリンピック会場の医療班はボランティアの医療人で運営されます。その募集はほぼ必要人数を集められて、先月末既に締切られたという事です。医療人ボランティアは7日以上の参加が要件で、個人医師の参画は困難でした。そこで、国立競技場は慶応大と順天堂大といった様に競技会場を大学単位で受けたという噂です。

医師会レベルでの参画への要請は未だに来てはいないと。いずれにしても、医療環境の準備がない所に多数の人が集まる(マスギャザリング)時には、集まる人数に応じた多数の傷病者が出ることを予め想定した対応が必要です。各競技場の保健室から周辺の医療機関への患者紹介が、時を選ばずランダムに出てくることは予想に難くはありません。競技会場に近い江東区内の医院や病院へも、多数の日本人及び外国人患者が来ることにもなろうか?と愚考しています。

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◎江東区医師会防災部会(10月次):

〇第38回江東シーサイドマラソン大会は平成30年11月25日行われる。エントリーは各部門合計で4720人である。実参加は4000人を見込む。大会中に震度5強以上の地震が起きたら大会は中止されます。(区役所担当者からの説明)

〇東京JMAT研修会について:先に行われた東京JMAT研修会の終了証が渡されました。参加印象記は上にリンク。

DMAT:Disaster Medical Assistance Team災害急性期に活動できる機能を持ち、トレーニングを受けた医療チーム。

東京JMAT:東京都医師会により組織・育成される医療救護班。

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〇防災部会 トリアージ研修会・訓練:3班に分かれて何時もの訓練を施行。本日の私の担当症例は、倒壊家屋に挟まれて4時間後に救出され、右足に負傷で歩行不可だという想定患者。歩行不能で黄色タッグですが、クラッシュ症候群による茶色のビリルビン尿が出たら赤タッグとされます。

〇第7回「医療救護サイトファイル」改訂部会:2017年1月発行の物を基にしますが、まずファイル名を変える様です。今後、シンプル、リーズナブル、フェアを信条に大改訂するとのことでした。

大事なことは、震度5強以上の地震が来たら、「各診療所長の医師は自分の診療所を閉じて、大病院前に設置される救急救護所へ合流する事が求められています。「自院は被災を免れたとしての診療継続」は不可です。

今後、各診療所はその様な事態も想定した事業継続計画BCP作成が求められます。

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