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2018年6月10日

9930: 日本眼科医会学術委員会 印象録

20180609145337日本眼科医会の事務所は港区芝2丁目の運河と高速道路沿いに有ります(写真)。そこで、本日は日本眼科医会の2018年第1回学術委員会が開かれました。

寂しいことに、日本眼科医会会長高野繁先生は4期8年の任期を務めあげて退任され、山岸直矢副会長も同時に退任されるそうです。

今回で、学術委員長の澤先生も、学術副委員長の海谷先生も任期を終えられるのだそうです。

数年前に高野会長に突然のご指名を戴き、この席を温めて何年目かになりますが、私は、つたない知識で留任させていただけるようです。然し、一つの時代が過ぎゆくのを実感し、寂寥を覚え感傷に耽っています。
ふと中島みゆきの歌を思い出しました。

さて、高野先生によると、
①糖尿病を中心とした特定検診ではなく、眼科固有の検診の先駆けとしてのパイロット研究が実施できて約1500例が集まり、今後解析される。これが眼科検診開始への突破口になることを期待するとのこと。

②自民党の建物内で国会議員、秘書、職員を対象とした検診体験会を行うことが出来たことが披露されました。(この記事は当ブログに採録済みです:https://www.kiyosawa.or.jp/archives/54827935.html)検診は6レーンが用意され、250人に体験してもらえたとのことです。上記の眼科検診開始への布石とお考えのようです。

③眼科の身体障害者の診断基準が7月から変わります。ハンフリー視野計でも両眼解放で記録するエスターマン視野を用いての認定が可能になるとのこと。(これは以前加茂純子先生と眼瞼痙攣で測定したColenbranderグリッドテストとは別の物でしょうか?。)

山岸直矢副会長は任期中に眼科ビデオライブラリーをMSD社から参天製薬へと引き継ぐことが出来たことを喜んでおられました。幸い私も毎年一つでしたが、計4編のテーマのビデオ作製に立ち会わせていただくことが出来ました。これは大変光栄な事と感謝しています。


この後、第76回生涯教育講座プログラムの検討、第77回生涯教育講座テーマの選定、そして2018年度「眼科医の手引き」の選定なども行われました。

main_detail_hこれから行われる日本眼科医会第75回生涯教育講座では、
「炎症を制すれば眼病を制す」はオルガナイザー園田康平先生の下で、2018年7月7-8日に東京講座が、8月4-5日に名古屋講座が、そして8月25-26日に福岡講座が開催されます。(詳細は日本眼科医会HP参照のこと。http://www.joa.umin.jp/
奮ってご参集ください。

また、第76回はオルガナイザーが東京医大の後藤浩先生で、テーマは「眼疾患の危険水域 紹介のタイミングを逃さないために」
日程は東京会場が2月16-17日、福岡会場3月30-31日、名古屋会場4月13-14日だそうです。こちらも6項目がバランスの良い配分のようです。

77回については、本日原案が話し合われました。決定は今後になります。

眼科医の手引きは「日本の眼科」に掲載されている2ページほどの小話ですが、本日は21の案が提出されて、その討論が行われ、17項目程度の採択が検討されました。12カ月で24項目なので秋の学術委員会に懸案として未定部分が残りました。


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