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2018年5月21日

9872:眼形成涙道研究会・(第5回オパールの会):聴講印象記

眼形成涙道研究会・(第5回オパールの会)を聞いて来ました。

05◎それに先立ってオキュロフェイシャルクリニック東京(東京都中央区銀座1-15-4 銀座一丁目ビル8階、院長は本日のオパールの会代表世話人鹿嶋先生です)の施設内覧会を拝見してきました。
施設の手術室やリカバリーエリアなども広く、眼瞼下垂、さかまつげ、瞼形成、眼科骨折、眼科腫瘍、バセドー病、二重瞼形成なども外来手術で行うそうです。今までの新高崎に有った医院から、今回2院体制になさるそうで、鹿嶋友敬院長、神戸から合流された川村先生、そしてご兄弟が事務長の体制で運営されるそうです。開院後、昨年一年ですでに相当数の手術を手掛けられたそうです。益々のご発展を祈念いたします。

◎眼形成涙道研究会・(第5回オパールの会)。
2018年5月19日 17:00から 東京慈恵会医科大学 1001会議室

拝聴した講演1:眼形成アメリカ留学と日本の眼形成の未来 大阪医科大眼科三村真士

カリフォルニア大サンディエゴ校への臨床留学の経験。
臨床研究と技術の習得を目指して卒後臨床留学をした。
メリット(技術、話術、仁術に亘る)とデメリット(臨床にブランクが空くなど)がある。
多くの人とのコネクションが出来ることが大きい。
臨床留学では(ほぼ取得が不可能な)現地の免許がないとハンズオンが受けられないデメリットもあるが、一方、先輩やレジデントまでの多数の手術をつぶさに見られることや、臨床的な雑務を逃れられる利点もあった。
眼科は緑内障のWeinreb教授が眼科の主任。日系の眼形成教授。
この地域だとアジア人も多い。
留学への道のり:決まりかけた留学が流れたお話などもあり、決めるまでに苦労したと。
得たもの:圧倒的な技術力。
死体を使ったウエットラボも経験可能。
手術にはファンクショナルなものとコスメチックなものが有る。
ルーペ手術の様に合理的で無駄を省く工夫がなされる。
皮膚はあまり切らない。
基本的に日帰り。
再建材料は豊富。
側頭動脈の生検もする。脂肪移植、甲状腺眼症の減圧術。炎症期の麻痺の残余への手術介入。

コスメティックな手術には:眉毛下垂(生え際アプローチする)他、

医学部終了後の卒後科目マッチングでは眼、皮膚、放射線科に人気があった。
眼形成はASCRSのフェローを修了する。
毎朝、各専門分野の講義がある。
日本の方が進んでいると思う分野もあった。(涙管チューブ、涙道内視鏡、眼瞼挙筋群短縮など)

などなど、私が留学した時代を思い出すことが出来ました。
殊に、米国で毎朝始業前の各分野医師によって行われていた臨床レクチャーは全体的な知識を広げるのに有効であったと思います。


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