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2018年3月18日

9695:特別展人体 神秘への挑戦 開催中

20180318133209特別展「人体 神秘への挑戦」、先人たちの飽くなき探究の歴史と功績、そして最先端の研究という二つの軸を通して、人体研究の今と昔を皆様に紹介する:というのがこの人体展。東京国立科学博物館で開催中です。

昨日高校を卒業した子供を誘って、20年ぶりに科学博物館の展示を見て来ました。あたかも上野はお花見の為か多くの人出でした。

切符を買ってから、20分待って会場に入り、貸し出された音声ガイドを聞きながら会場を一周。実際の見学はほぼ2時間で、ずいぶん足が疲れました。人体展ですから、当然ですが、人体と病気というよりも、人体の解剖学としての説明が中心です。臓器の実物標本の展示は見たくなければ其処はパスできるようにしつらえてあり、すべての展示物の撮影は禁止でした。

 

印象に残った場面をいくつか。

works_01 ダ・ヴィンチは人体を描くための理解を求めて人体解剖を行い、多くの人体解剖図を遺したことでも有名。解剖手稿では眼球から脳への連結も描いています。眼球後方の3つのふくらみは何?

works_03 18世紀以降ヨーロッパで作製され、博物館や教育機関で用いられたワックスモデルは、詳細な解剖技術と精緻な造形技術がつくり上げた精密な芸術品ともいえるもの。

works_06 キンストレーキというのは人工の死体という意味のオランダ語だそうです。紙の張りぼてで、解剖教材の人形。日本に4基あるそうです。

脳神経には、網状で一体な物という説と、細胞の集まりという説があり、19世紀後半になってようやく後者が勝ち残ったのだそうです。顕微鏡の発明で、微細な構造が解ってきたという事だそうです。

第一次大戦で出版されなかったが、東北大の布施現之介教授がドイツ留学中に精密な脳の図譜を作ったという話も展示されていました。展示のあった萬年甫(まんねんはじめ)先生は、東京医科歯科大学の神経解剖学教授でした。生前、教科書の著者としてしか知らなかった教授に一度だけ面接試験を受けたことを思い出しました。

 

img_ebi疲れてしまって、フーコーの振り子とか、入り口のシロナガスクジラの実物大模型以外には常設展は見ませんでしたが、それなり楽しめました。6月までだそうです。興味をお持ちの方はお早めに是非どうぞ。図はコラボ商品の河童えびせん。購入はしませんでした。

 

 


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