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2018年3月1日

9645: なぜ「目が笑っていない」と損をするのか:記事と本の紹介です

清澤のコメント:プレジデント誌を私は定期購読しているのですが、そのオンライン版の記事紹介です。目と表情のお話なので、ここに採録します本
内容はいかにも本当らしいので、来週の「目の健康」の講演では脱線しない程度に、聴衆の反応も見つつ多少のアドリブを振って見ることにしましょう。一方的に喋り捲る話し方は確かによくないでしょう。

なぜ「目が笑っていない」と損をするのか・相手の表情を汲まない人も損をする

 

空気を読むを科学する研究所 代表取締役 清水 建二

PRESIDENT Online 2018.2.27 から要点を抄出:

 

「笑顔なのに目が笑っていない」:言動と表情が一致していない人は、不気味に見える。一致させるにはどうすればいいか?清水建二氏は、「本当の感情を土台にすることが重要」という。「自己表現の3原則」。

清水建二『ビジネスに効く表情の作り方』(イースト・プレス)の第3章「『ノンバーバル・スキル』をビジネスの場へ!」から:

「自己表現の3原則」を繰り返して身につける

自己表現には「3原則」がある。「本当の感情を土台にする」「言葉とノンバーバル・シグナルとを一致させる」「相手の感情の流れを読む」の3つ。

原則1:本当の感情を土台にする

「感情を伝えられない」と思うとき、「自分が伝えたいことは何か?」と振り返れ。

自身のノンバーバル・スキル不足や相手の要因で伝わらない場合がある。行動指針:感情が無ければ、繕うことが逆効果となり得る。目が笑っていない「笑顔」は、相手の意識にネガティブな印象を残す。

感情を持つには、感情を体感し身体にしみ込ませる必要がある。伝えたい感情が整うと、表現する準備ができる。問題は、悲しいと思っても悲しみの表出が微妙で相手に伝わらないということ。

清水建二『ビジネスに効く 表情のつくり方』(イースト・プレス)

悲しいなどの感情を抱くたびに、自分の身体に意識を向けよ。自分の身体がどんな動きをしているか確認し、それを少し大げさに表現し、確認してみよ。次第に感情を表現することに慣れてくる。体感を研ぎ澄ませ。何の感情もないときでも、形から入ることで感情の呼び水を作ることができる。

原則2:言葉とノンバーバル・シグナルとを一致させる

言葉とノンバーバル・シグナルとが一致していると、話している言葉が表情・動作により強調され、思いや感情が相手に正確にかつ相手にとって心地よく伝わる。逆に一致していないと、困惑や嫌悪を感じさせてしまう。ポイントは、「感情語と非感情語を意識して自己表現する」というもの。感情を表す言葉を発するときにそれに合ったノンバーバル・シグナルを表現すれば、その言葉の真実味が増す。「うれしい!」、「申し訳ありません」のシグナル。

感情を表さない“非感情語”を発するときは、何を表現したいのかを注意深く考え、自己表現する必要がある。商品の色を説明するシーンで:色は感情語ではなく、適切な表情や動作が決まっているわけではない。そこに手の表現などを加えて、特別なポイントだという印象を相手に伝えよ。

表情で相手の心構えをつくらせる

非感情語の別の例としては、笑顔か恐怖表情を示して、相手に感情を受け止める器を用意する間を作れ。

感情語を使うときは、意味を強化するために言葉と一致したノンバーバル・シグナルを表現する。また、非感情語を使うときも、意図した印象を伝えるためにノンバーバル・シグナルを表現せよ。

原則3:相手の感情の流れを読む

自分の思いを伝える行為は能動的行為だが、実は受動的行為でもある。伝えるには必ず相手が必要で、相手の欲求を知らずに伝える事はできない。

私たちはネガティブを嫌い、ポジティブな状態を好む。相手に何かを伝えようとするとき、相手のネガティブな状態を取り除く伝え方をしなければ、相手はコミュニケーションを拒否する。相手がポジティブなら、それを持続させる伝え方が必要。

最後まで話をきちんと聞いてもらうには

相手の説明が理解不能なときネガティブな状態となる。説明の途中で相手の顔に熟考が浮かんだら、伝え方を変える必要がある。丁寧に説明し直す、具体例を挙げて説明する、相手に疑問点がないか聞く、などの対処をせよ。

図1が、相手の感情の流れを読む「感情別の伝え方・アプロー
チ」の大まかな紹介です。伝え方の核は、「ポジティブな感情の原因を増大させ、ネガティブな感情の原因を取り除く」こと。優越感を抱いている人は優越感を満たしたい。相手の感情変化に応じて伝え方を変えることが必要。

清水建二(しみず・けんじ)
空気を読むを科学する研究所 代表取締役
1982年、東京生まれ。

図1


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