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2018年2月4日

9576:「できる人」が会社を滅ぼす:本の紹介

無題「できる人」が会社を滅ぼす – 2016/10/4 

その昔、「組織の不具合の原因を探り、適切な対策は?と、着実で迅速な対応」を求める上司に対し、私が何処かに反感を感じていたのをおもいだしました。

この本の言うところは、現在のルールの中で最適な対応を取れる人とは、目先の業績を伸ばすのには優れている人材だが、根本的な改革を成し遂げるのには向かないという事でしょう。

この文を読みその尺度で実に無能であった私としては救われる思いも致しました。

一方、話は変わりますけれど、代々続いている商家をつぶすのは無能な跡取りではなく、先代を超えたいとなまじ才気走った跡取りだという事も周りを見ているとしばしば見受けられる事実です。

ですから、西郷隆盛のように自分が初代という人物は怖いもの知らずで、たとえ成功者として一代を終えられなくてもあまり批判もされないで済みます。実は2代目以降が大変なのでしょう。

関連記事:「できる社員」が実は会社を弱体化させる7つの罠

http://diamond.jp/articles/-/112765

会社に貢献するどころか、イノベーションを阻害したり、会社の弱体化に加担してしまうワナに陥りがちな、「できる人」の特徴をいくつか挙げましょう。

1)仕事を的確にさばくのが得意で、大量の仕事をこなす
2)目の前の仕事で、人よりも高い実績を上げている
3)決断が速く、自分が決めた方向へ部下をぐいぐい引っ張っていける
4)上司の期待するような結果をいつも出そうとしてきた
5)会社から与えられた自部門の数値目標は必ず達成してきた
6)ある部門のエキスパートである
7)
不具合やさまざまな問題が起こったとき、丸く収める調整能力がある

 

この原著の内容紹介

本書でいう「できる人」とは、「一見優秀、でも実は仕事をさばくのがうまいだけの人」のこと。
大量の仕事に忙殺され、「目の前の課題をいかに処理するか」ばかり考えている。短期的な業績はあげているので出世はしていくが、新しいことを「考える力」や変化に対応する「精神の柔軟性」はじわじわと減退。ある日ふと気づけば、会社の足を引っ張り、心ある人たちから「あの人は抵抗勢力だ」と後ろ指を指される存在になっている……

こうした「できる人」が増えると、当然、企業のイノベーションを起こす力や変革力は衰退していく。主力事業が右肩下がりになりビジネスモデルの転換が不可欠になったときなども、「できる人」ばかりの会社ではその転換がうまくいかない。これは多くの日本企業で今まさに起こっていることである。

組織風土・体質改革の第一人者がこうした現状に警鐘を鳴らすとともに、仕事の意味・目的・価値を考える「真のできる人」になって、自分と会社を元気にする方法を指南。

 


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