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2018年2月2日

9570:食いつめものブルース:書籍紹介

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この本がすごいらしい。早速アマゾンに発注しました。
内容紹介
貧しくても、学歴がなくても、田舎者でも、希望を胸に生きてきた。けれど、繁栄から取り残された――。磐石の習近平政権を、絶望した3億人の農民工たちが揺さぶろうとしている。これは、今まで誰も描くことのなかった、『中国版ヒルビリー・エレジー』だ

眼科医清澤のコメント:中国の後輩に誘われて上海の大学病院で眼瞼痙攣の話を講義させてもらったのは、もう一昨年の夏のお話。そういえば、彼らは自分の買ったマンションの値上がりの話を盛んにしていた。川沿いの旧租界の街並みは美しく、対岸のテレビ塔のデザインも斬新だったが、ところどころには農民工たちの住んでいそうな雰囲気の場所もなくもなかった。上海の不動産価格は東京並みの様だった模様である。都市に戸籍の有る住民と地方からやってきた都市には戸籍がない農民工。その地方都市には鬼城と呼ばれる人の入らぬマンション群も有るらしい。恐るべし中国、恐るべし農民工である。

ほぼ二日で読み終わりました。農民工を友として上海に住む著者の素朴で暖かい心が感じられる一冊です。
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≪主な内容≫
■1章  希望
(1)  留守児童;農民工が田舎から都市に出て取り残された児童のこと
(2)  ウエートレスの供給地:上海から西方数百キロのあたりに出稼ぎの里がある。
(3)  鶏肉に翻弄される人生:鶏肉加工販売で一旦成功し、サーヅでこけた人
(4)  ユニクロの花嫁衣裳:赤い色のユニクロ衣類を花嫁衣装にした幸せな花嫁のエピソード
(5)  衝突で分断を融和できたころ:元からの都市住民は田舎からの出稼ぎを侮蔑していたが、都市住民と農民工の諍いも当初は深刻ではなかったという。


■2章  爆買いとPM2.5
(1)  青空は戻り出稼ぎは去る
(2)  ゴーストタウン
(3)  シングルマザーの苦悩
■3章  異変
(1)  社長はホームレス
(2)  家政婦が見た異変
(3)  昼の町に立つ女たち
■4章  夢の国と夢の死(ディズニー)
(1)  用済み
(2)  新幹線はできたけれど
(3)  マイカーと便器
(4)  ドブネズミの共食い
■5章  彷徨
(1)  立ち尽くすシン・ゴジラ
(2)  さまよい出す
(3)  EXILEと中国の農民
■6章  初めての海
■エピローグ  農民工たちはどこへ行くのか


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