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2018年1月7日

9495:雲の上団五郎一座:映画を見てきました。

20171219-00000130-nataliee-000-view雲の上団五郎一座:映画を見てきました。

雲の上団五郎一座 劇場公開日 1962年4月15日

解説:菊田一夫原作の同名舞台劇から。

ストーリー

ドサ廻りの雲の上団五郎一座の座長、団五郎は、大劇場で華々しく公演するのを夢みている男だが、現実はなかなか厳しく相変らずのドサ廻りを続けていた。祭礼で賑うある田舎街。さっそく一座は小屋を掛けたが、座員は座長をはじめ女形ののり蔵、太蔵、竜之助、武雄、菊之丞など小人数なため一人一人が三役も四役もこなさなければならずてんやわんや。出し物はのり蔵の「娘道成寺」と「母恋笠」。この芝居を見に来た土地の親分の妾お柳は、すっかりのり蔵に熱を上げた。二人は蓬びきの約束までした。それを知った親分はカンカン。一座は親分の怒りをかって荷物と共に放り出された。芋ばかりかじりながら一座はようやく四国へたどりついた。途中一同は酒井英吉という青年に声をかけられた。とうとうと演劇論をまくし立てる酒井も実は胃の中がカラッポ。酒井が四国の人間であることから、わらをもつかむ気持で、団五郎は彼に四国の万興行に一座の売込みを頼んだ。英吉は、「東京大歌舞伎・雲の上団五郎一座」の売り込みに成功、英吉は一座のためにー大悲劇「ラブミー牧場」を書きおろした。だが、悲劇も団五郎一座にかかってはたちまち喜劇に早替り。おまけに国定忠治のセリフまで出てくるとあって万善五郎は気を失った。ところが意外なことに小屋の前は連日長蛇の列。今日は京阪神興行の社長が見物に来るという日、一座の珍芸珍演に観客は大よろこび、いよいよ大阪の大劇場の出演が決った。ついに望みがかなってはりきる団五郎一座、真面目に演技をしているつもりの役者たちだが、トンマな珍芸に場内には爆笑がいつまでも続くのだった。

清澤のコメント:今回のラピュタ阿佐ヶ谷映画館における喜劇映画連続上映のポスターになっている作品。後にこの映画を基に、テレビでも毎週の連続ものとして作成したというが、エノケンの足の切断他、条件が整わず3カ月で中止になったという。
演劇の演出家としての酒井役をフランキー堺、地方興行主の娘を 水谷八重子が演じ、榎本健一(エノケン)は雲の上団五郎座長役。 三木のり平と八波むと志はコンビで喜劇役者を演じ、由利徹、南利明、佐山俊二も後に劇団に加わる食い詰めた3人組の役者を務めた。 花菱アチャコと 清川虹子は地方の劇場主夫婦で出演。
時代の変わり目を生きる喜劇役者のペーソスを明るく描いた作品であった。見たことはあるが、ここには認識できない当時の日本を代表する喜劇役者が総出演で有ったのだろう。予告編などの動画が、得られないのが残念。当初のポスターはこの映画の大団円を飾る舞台劇カルメンの中で闘牛士のいでたちで踊るフランキー堺で有った。


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