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2017年9月27日

9214: 新しい日本眼科医会 倫理綱領・倫理規定が届きました。

pic_aigo_10日本の眼科9月号に日本眼科医会 倫理綱領・倫理規定(日本眼科医会倫理委員会 山口達夫委員長)なるものが添付されてきました。
読んでみますと、なかなかストリクトな内容に感じられます。
前回のPDFはネット上にありましたが、今回の版は外からは会員のページに入らないと見えないようです。
新しい版の倫理規定の内、このブログを私が書くのにつき気を付けるべき項目を抜き出してみました。倫理綱領はその後にそのまま引用してみましょう。図は10月10日の目の日のポスターです。


日本眼科医会 倫理規定から、会員である清澤が、このブログ執筆にも関連して特に注意を払うべきだと感じた諸事項を拾い出してみました

2017_9日本の眼科 (1) 

1.基本的責務~

2.患者に対する責務~

(8)無診察治療の禁止

  ・電話, ラジオ, テレビ, インターネット, 手紙, 新聞, 雑誌などを介して相談を受けた場合に, 具体的な診断を下し, さらに治療方法まで指示するようなことをしてはならない。相談内容から医師の診察が必要であると判断したときは, 受診を勧めるべきである。
(清澤のコメント:QアンドAが診療まがいにならないように。また受診も勧奨するべきである。)


11)広告と宣伝

・インターネットのホームページによる広告も不特定多数の患者を誘引するような内容のばあいは、医療広告に該当するものと考えられ、広告規制の対象になるとされているので、医療広告ガイドラインに則った適切な広告をしなければならない。
(清澤のコメント:ブログやホームページも医療広告ガイドラインの制約を免れない。)


3.医師相互間の連携~
4.医師以外の関係者との関係~
5.
社会に対する責務~

(5) 社会に対する情報の発信
・眼科医療が医療従事者と患者の共同作業として定着し,それが社会的に認知されるために, 眼科医は眼科医療に関する専門的知識だけでなく, 現在眼科医療がおかれている問題についても広く社会と共有できるように, テレビ, 新聞, 雑誌, インターネットなどのメディアを通じて社会に対する教育啓発を行うことは重要な活動である。

・眼科医が医学的知識を公衆に対し伝達
, 説明する際には, 学問的に十分な根拠を持った意見を提供するように努めるべきであり, 発言に際しては自己宣伝を慎み, 品位を持って行 われなければならない。

(清澤のコメント:眼科医としての責任ある情報発信はむしろ推奨されており、禁じられてはいない。ただし、自己宣伝は避けるべきであるというお話。)

(6)メディアヘの対応~


・メディアに求められて対応する場合には
, 情報の受け手である国民に対して誠実かつ公正であるべきである。また, 眼科医療における事故や過誤などに関する論評を, 不確かな情報のままメディアを通じて不特定多数に公表することは厳に慎むべきである。


 
・メディアから取材を受ける際には, 報道の趣旨と自分の立場についてメディアに説明を求め, 納得できた場合に限って応じるべきである。 また, 自分の発言内容が編集などで歪められて伝わらないように注意を払う必要がある。


 
・患者の了承なしに, 患者の症状などについてメディアヘ情報提供してはならないことは当然であるが, 特に話題性のある患者や公人に関しては, 情報がメディアに流れやすいため厳重に注意すべきである。

(清澤のコメント:風説の流布や個人情報漏洩は厳禁。メディア記者は意図するしないにかかわらず、時に都合良く発言の真意を歪めることもあるから、注意が必要である。)

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倫理綱領の全文は、次の通り

1) 眼科医は国民の目の健康を守るために, 生涯にわたり最新の知識と技術の習得に努力し, その成果を日常の診療に活かすように努める。

2) 眼科医は互いに敬意を払い, 医師としての使命を常に自覚し, 眼科医全体の社会的な評価を向上に寄与すべく、人格及び品位の維持向上に努める。

3) 眼科医は常に患者の人格を尊重し, その訴えを共感を持って真摯に受け止め, 診療に関する十分な情報を伝えて信頼を得るように努める。

4) 眼科医は良質なチーム医療を患者に提供するために, 多職種の医療従事者との協力を密にし, 各々の資格に応じた業務範囲を遵守し, チー ムリーダーとしての責任を持つ。

5) 眼科医は国民に対する眼科的公衆衛生知識の啓発に努めると共に、国や自治体の推進する健診事業にも積極的にかかわるように努める。

6) 眼科医は世界の眼科医療情勢にも目を向け, 国際的な眼科学の発展に寄与し, 開発途上国や災害地域の支援にも貢献するように努める。

7) 眼科医は医業にあたって営利を目的としてはならない。

(平成 24 5 12 制定)

(平成 29 9  2 改訂)

(清澤のコメント:ネットの24年版と、今回の印刷物の版を対比してみると、明確に多数の手が加えられていました。作成委員の方々のご苦労がしのばれました。感謝申し上げます。)
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Categorised in: ご近所の話題