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2017年8月25日

9138:新時代の眼形成外科 (鹿嶋友敬 先生)を伺いました

新時代の眼形成外科

鹿嶋友敬 群馬県新前橋かしま眼科

 

眼形成とは患者の目の機能と形態を治療する分野。

形態を直接に治療の先に持ってくると、うまくゆかないことがある。まず機能を考える。

例:Distichiasis(マイボーム腺部の睫毛)は毛根ごと切除する。

帝京大学に特殊外来を開設した。

事始め:聖隷浜松病院とUCLAの臨床留学。UCLAではすべてが外来手術だった。

 

甲状腺眼症:バセドーや橋本病に合併。臨床的には違和感、流涙。陳旧化しても顔が変わる症状が残る。その特徴は上眼瞼のピークが外上によること。Lateral flare. クレーンライン手術で外壁をとる方法。下壁や内壁を取ると複視が出やすく、外壁手術のほうが安全。取り除いた眼窩脂肪はシリンジで計測している。

 

美容医療のイメージ:

lower blepharoplasty:瞼の下の隈に対し脂肪を皮下に引き出す。

マリオネット線、ほうれい線の消去にはフィラー(ヒアルロン酸)がよい。

ボトックスも吊り上がった眉や下がった目じりの下に打ち、形態を治す。

デューズにも相当期間効く。

フィラー講習会を10月7日に開催予定。

 

注:皮膚充填剤(フィラー)注入療法

ヒアルロン酸等吸収性があり、生物学的に安全性が証明された皮膚充填剤(フィラー)を皮下に注入することで顔面の陥凹部分やしわの補正を行う事ができまる。

 

眼科医清澤のコメント:

鹿嶋先生の在任中に聖隷浜松病院には何人かの陳旧例吹き抜け骨折瘢痕治癒の手術治療をお願いしたと思います。診療所のHPを拝見しますと甲状腺眼症の治療に特に力を入れておられるようです。外来手術なので、新前橋ですが急性期を過ぎて症状の強い甲状腺眼症の患者さんならば当医院からでも紹介できそうです。

当医院ではすでに眼瞼痙攣にボトックスを使う例が多いのですが、、ヒアルロン酸のフィラーもレパートリーに加えられたらより満足度の高い治療ができるのではないかと感じました。

 


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