お問い合わせ

03-5677-3930初診受付

ブログ

2017年7月24日

9049:平成29年度 第7砂町小学校学校保健員会

花粉症充血2平成29年度 第7砂町小学校学校保健員会 が7月20日に開催されました。参加者は、学校の教職員、学校医(内科、歯科の校医と眼科校医の私)、父母の代表で、総計20人程度です。

まず校長先生から、今年は講演はやめて、元の会議形式に戻すとのお話がありました。

眼科関連では、春の学校検診で学年の進行とともに裸眼視力の低下を伴う近視を持つ児童の割合が増えている様子が保健の先生から示されました。

私も、この席で4月から7月にアレルギー性結膜炎患者さん(アレルギー性鼻炎を合併)での、血清IgGの測定結果と、特異的IgGの測定結果の概要をデータを添えてお話ししました。

この種の検査を受けておられたのは15歳以下の学童とそれ以上の年齢の大人がほぼ半数ずつでした。

明らかなアレルギーの存在を示す血清IgGがカットオフレベルの170を超えていた患者さんの割合は採血を希望された患者さんの約半数でした。

特異的抗原の分析では通年型アレルギーであることを示す「ダニおよびハウスダスト」にクラス4及び5の強い反応を示した患者さんの比率が高く、この時期に受診をした直接の季節型アレルギー(花粉症)の原因と考えられる「杉とヒノキ」に対する反応がクラス4以上で有った患者さんはむしろ少なかったです。イネ科植物に対する反応、これも季節性アレルギーですが、を血液で示す方はさらに少数でした。複数のアレルゲンを示す患者さんも少なくありません。

これらの採血結果は、個別の患者さんにとっては舌下免疫療法を開始する際の基礎的なデータとなります。
(この提示データを調査してくださったORT小町さんに感謝します。)


Categorised in: ご近所の話題