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2017年7月9日

9002:鶏の色覚は良い食べ物と正しいパートナーを見つけるのを助ける:記事紹介

colorvisionh鶏の色覚は良い食べ物と正しいパートナーを見つけるのを助ける:記事紹介


2つの着色された容器を見る実験中の鶏。 版権:ルンド大学/ C.シューベルト

研究者たちは、人の様に鶏のヒヨコが色の恒常性を持っていることを確認しています。鳥にとって、これは、異なる環境下かつ異なる照明条件下で、果実の色を認識し、熟しているものとそうでないものとを区別することができることを意味します。色の恒常がなければ、彼らは色覚に頼ることができません。照明光が変わると、果実の色が簡単に様々に見えてしまうからです。確かにそうでないと、彼らは自分の生物としての種を認識することもできません。この結果は、鶏を訓練した研究者によって達成されました。初めに、鶏は白色光の環境下に置かれ、赤、黄、オレンジの3色の容器に触れることができます。オレンジ色の容器を選択することによってのみ、鶏は食物を受け取ります。研究者は、部屋の光が異なる色合いの赤に切り替わったときに、鶏が選択した容器を調べました。その結果は、鶏がオレンジ色の容器を選択し続けたことを示しました。「光の変化がどれほど大きいと鶏が色の恒常性を失うかを見るために、さまざまな照明条件で研究をしました。このタイプの研究は以前に行われたことはありません。」と、生物学者で世界の研究者の一人であるルンド大学理学部のルンド視覚研究グループPeter Olsson氏は言いました。研究者らは、数学的モデルを用いて、光の変化が鶏の目の中でどれだけ大きなものかを計算しました。 同じモデルを他の動物に使用することができます。それによって研究者は鶏および他の鳥の目の色の恒常性を他の動物の色の恒常性と初めて比較することができます。1-colorvisionh 

実験中のヒヨコ。 版権:ルンド大学/ C.シューベルト

「実験室で、鶏の色の恒常性を、野生生物やその他の鳥が自然界に経験する光の変化と比較することもできます。自然界に存在するものを経験するときよりも、実験室での光のより大きな変化の下でも色の恒常性は維持される」とPeter Olsson氏は述べています。

この研究はピーター・オルソン氏(Peter Olsson)及びルンド大とブリストル大学の共同者たちの研究で行われました。 この論文は、学術雑誌Proceedings of the Royal Society Bに掲載されています。

 詳細: Peter Olssonら、動物の色彩定数の定量的研究:モデルとしてのニワトリの使用、王立協会議事録B:生物科学 (2016)。 DOI: 10.1098/rspb.2016.0411 DOI:10.1098 / rspb.2016


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