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2017年6月4日

8911:松本で父の法事に参加しました。

正式な法事ではありませんが父の16回忌?という事で、私の妹弟に母の妹夫妻が加わって、総勢8人でお坊さんを招き、墓参後に昼を一緒に食べました。

20170603182043昨日土曜の夕刻、東に見えた美ヶ原。松本では遠くの山は緑ではなく木が有っても無彩色に見えます。

20170604083213久しぶりに玄関を開け、波田の安養寺の和尚さんを迎えます。

20170604091653お坊さんはお寺の若い息子さんが来てくださいました。このお坊さんにお目に掛るのは初めてです。この後ろに正座できない家族がいて総勢7人。仏壇は浄土真宗西本願寺派に特有な形です。
今日は、お経は読まず、信徒の心得のような歌のような声明を僧に従って歌いました。

20170604102437それから墓地に移動して焼香他のお参り。父が私の祖父「2代源十」のために昭和33年ころに作った五輪塔に父と祖父母が埋葬されています。五輪塔には正面に梵語で空、風、火、水、地と書いてあり、あらゆる方法から拝めるとされるものです。母が線香を用意しています。

右は昭和初年頃に作られた清澤家「初代源十」の墓。地域の墓地の一角にあって、普通のように寺の墓域内や霊園にある墓ではありません。

調べてみると、「 浄土真宗では、一般的に五輪塔を含む供養塔を建てない」とされています。父が古来(鎌倉室町時代)のこの形に惹かれて、勝手に知り合いの田近石材店に発注して、特殊な石材を取り寄せて作らせてしまったものであったようです。

「なべ石」という石だったと聞いていました。松本市宮渕の石材店の工場に石を磨くのを見に、父に連れられて5歳の私も何度も見に行った覚えがあります。後で石工さんに聞くと、当時文句は言わなかったけれど、研磨中の石に父が触るので磨きなおしになって迷惑だったそうです。

『鍋石
(なべいし)
産地:日本(福島県田村郡船引町春山)
日本の代表的な最高級品。
黒系では国産最高級と言われる。
有色鉱物を含み斜長石や輝石を多く含んでいる。
産出量は少量。
現在では墓石材として使える大きさ、品質の石材は産出していない。
色合い:黒系石材。
特徴:石全体が黒っぽく、キラキラと輝く鉱物が上品に覗けていて艶がある。』

20170604121111この後、松本館という割烹に移動。ここは昭和3年の世界大恐慌のころに東京の目黒雅叙園をまねて作られた建物だそうで、木造の建物はとても手が込んでいて有形文化財。私は初めてでしたが、古い松本の人たちにはなじみの割烹だそうです。
松を描いた舞台には、鎧兜と刀袋が飾られ、菖蒲が生けてあります。松本ではお節句も月遅れなので、今日が端午の節句です。格天井の大広間に6組ほどの客が集められ、「端午の節句の昼食会」という趣向です。十分な料理でしたが、価格は全くリーズナブル。

20170604120933何処産の壺かはわかりませんが、階段に飾られていた「思ふ壺」面白い命名なので携帯で撮影しました。高さが60センチ程度と相当に大きく、デザインも重くて、普通の釉薬が掛けられた生活雑器のようにも見えます。黄緑ですから青磁でしょうか?

母を囲んで、兄弟3人と母の妹が来てくれて、望外の穏やかな一日でした。


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