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2017年3月14日

8672: 第8回江東区防災医療救護体制協議会;印象記

無題 夕方には第8回江東区防災医療救護体制協議会に召集を受けて参加しました。この会は先に医師会防災部の幹部などを中心に行われた「区東部災害医療図上訓練」を受けて、今後の課題や対応策を考えようと開かれたものです。江東区医師会館に区長をはじめ区内における多職種の医療職代表や比較的大きな病院の代表も加わって開かれました。

 基本的には「災害時医療救護活動ガイドライン」http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/iryo/kyuukyuu/saigai/guideline.htmlがあって、『大規模災害発生時において、医療機能が適切に確保され、災害医療が円滑に行われるよう、「災害医療体制の基本事項」、「発災直後から超急性期・急性期」、「亜急性期から慢性期・中長期」まで、フェーズごとの医療救護活動に対する標準事項を整理し、東京都地域防災計画を具体化されています』。しかし、それを実際に演習してみると何も解らないということだったようです。

 江東区は橋で繋がれた島の集まりです。「橋を介した交通が地震の後も保てるのか?」とか、「昼ならよいが、夜間に災害が起きた場合には電車や自動車による交通が遮断された中で医師会、警察や消防などのメンバーが他の区にある自宅から自分が配属される救護所に参集できるのか?」など問題は少なくない模様です。

 消防も、「区内の救急車は11台のみ。消防は大規模な火災を消すことに全力を集中することになるから、その火事場での怪我人の収容はできても、たとえ119番通報があっても救急車をそれ以外の現場に回すことは恐らくできないだろう。」とも発言しておいででした。

 警察によれば、夜間でも当直制で最小限の職員数の確保はなされているが、自宅にいる職員は徒歩で参集することになっているだけだそうです。自動車交通も、災害発生時には環状7号線の中への進入は公用車以外はすべて即時規制されるそうで、東日本大震災の時のように自家用車はほぼ動けなくなるだろうという予測だそうです。

 震災だけでもかなり悲惨ですが、震災以外の洪水などへの対策はゼロメートル地帯が広がる江東区にして、これが全くなしということのようです。

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