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2017年2月22日

8615: 鼻腔と副鼻腔の癌の症状と兆候:解説記事採録

 副鼻腔の疾患が眼症状を引き起こすことがあります。そのような場合神経眼科では眼窩炎症を起こすような疾患を除外するための広範な採血をMRIとともに行います。副鼻腔疾患があれば、MRI画像の読影で、副鼻腔の異常が指摘されるでしょう。最初のMRIではっきりした判断が与えられない場合には、造影MRIとMRA(エムアールアンギオグラフィー)を平施すれば結果はよりはっきりしたものが得られるでしょう。「蓄膿症であろう」というところで診断を中断してはいけません。
 では、今日の清澤眼科医院通信の疾患は鼻腔と副鼻腔の癌の症状と兆候です。

figure4(http://www.massgeneral.org/imaging/news/radrounds/august_2009) 上顎洞癌、左図:CTで骨破壊、右図:MRIで腫瘍(大矢印)と液体貯留(短矢印)がみられる。

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Nasal Cavity and Paranasal Sinus Cancer: Symptoms and Signs

Cancer.Net 編集委員会承認, 06/2016

◎このページについて:あなたは、体の変化および医療が必要であるかもしれない副鼻腔の問題を伝えることができる症状を見つける。

◎副鼻腔または鼻腔の癌を持つ人々は、以下の徴候を示す経験かもしれない。しかし、その徴候の原因は、癌ではない別の医学的疾患であるかもしれない。
・鼻の障害または持続的な鼻充血、および鼻詰り
・抗生物質治療に反応しない慢性の静脈洞感染
・副鼻腔領域の頻繁な頭痛や痛み
・顔面、目、耳周りの痛みと腫脹
・持続的な流涙
・眼球の膨隆や視力喪失
・嗅覚の喪失
・葉の痛みや痛覚鈍麻
・歯牙の喪失
・顔、鼻、耳、口の中で皮下の塊
・鼻汁
・頻繁な鼻出血
・開口障害。
・癒えない鼻の中の乾きまたは傷
・疲労
・説明できない体重減少
・首の塊

時々、鼻腔または副鼻腔の癌を持つ人々は、これらの徴候のうちのどれをも示さない。実のところ、一般に、初期段階の癌は徴候を示さないから、これらのタイプの癌は進展した段階において通常は診断される。鼻腔または副鼻腔の癌はしばしば副鼻腔炎などの良性疾患の治療時に発見される。
 上記の症状のうちのいずれであっても、気づいた人は、医師または歯科医と話してみるべきだ。特に、その徴候が数週にわたって続くならば、詳細な検査をするべきである。早くそれらが見つけられる時には、鼻腔と副鼻腔の癌は、首尾よく治療できるチャンスが多い。

 医師は他の質問に加えて、徴候の期間と頻度を尋ねる。これは、問題の原因(診断名)を見つけ出すのに役立つ。

 もし癌が診断されるならば、徴候の軽減は癌治療の重要な部分であり続ける。これは、症状管理、緩和ケア、または協力的な世話と呼ばれる。あらゆる新しい徴候や変化もあなたの医療チームと話すべきだ、

 このガイドの次のセクションは診断である。症状の原因をもっとよく知るにはどんな検査が必要であるかを説明する。

清澤の追加コメント:眼科または耳鼻科を受信する患者さんが、副鼻腔腫瘍を疑う場合の兆候と一般的な注意がここに書いてあります。次のセクションはその診断の解説です。

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