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2016年12月24日

8435:年内最終土曜日の診療が終わりました。

今日の外来は院長清澤の他、網膜硝子体外来が竹内眼科所属の寺松先生、神経眼科外来(先天眼振専門)は山田先生、そして大学からの応援と4人の医師で行いました。年内最後の土曜日でしたが、それなりの混み様でした。
 今日の外来で印象に残ったお話は、

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◎山田先生には先天眼振の患者さんを特に診てもらってきましたが、経口のガバペンチンで治療するという医師主導型の治験(独立行政法人国立病院機構 東京病院 倫理委員会許諾済)は、6人まで集まったそうです。この辺りで治験にご参加くださった方々の成績をまとめてみましょうか?とお昼を食べながら相談しました。

 先天眼振をもってご来院くださる方々では未成年者が多く、上記の治験は成人を対象に計画しましたから、当初の目標人数には到達できないでおりますが、個々の結果はまずまずのようです。それ以外の方々の先天眼振患者さんの臨床所見の特徴も、可能性のある症状の有無をチェックする為の表に従ってすでにカルテ記載をしてありますので、これから症状を表にしてみようと思います。

 また、先天眼振があってその薬剤による治療を試してみたいという方は、2月までにご相談ください。比較的軽くて、視力があまり下がってない患者さんの自覚症状に改善がみられ易い状況のようです。

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◎コロボーマは生まれつきの脈絡膜欠損のことですが、外から見ると先天的に瞳孔が下方向に開いており、眼底にも網膜が形成されておらず強膜が白く見えているところが眼底下方にあります。本日の患者さんでは、矯正視力は十分ではないのですが、乱視が強めでしたから、次回はそれを矯正する眼鏡を作って、今後も視力の成長を見るようにします。
(図はhttps://jp.pinterest.com/pin/289497082275617138/借用 )
 ⇒参考記事:324 眼のコロボーマ coloboma 脈絡膜欠損
https://www.kiyosawa.or.jp/archives/50767779.html

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◎マーカス・ガン現象(顎-瞬目連合運動)は顎を動かすと普段下がっている片方の瞼が特異的jに上がるという特徴的な動きを示すものです。
 対象患者さんには幼小児が多く、屈折検査や視力測定が難しいのですが、最近当医院に導入したウェルチ・アライン社のスポット・ビジョン・スクリーナーが特に有効に使えました。これは、1mほど離れて斜視や遠視・近視・乱視を両眼解放した状態で見ることが出来る機械です。医院内でのこの機械の愛称は「ピヨピヨ」だそうで、測定時に患者の注意を引くために出される音がその理由だそうです。
 
 ⇒マーカス・ガン現象の説明記事:
134, マーカスガン現象、Marcus Gunn jaw-winking phenomenon  https://www.kiyosawa.or.jp/archives/50592387.html

Categorised in: ご近所の話題