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2016年9月11日

8118: 眼科ケアの9月号が届いています。

8118: 眼科ケアの9月号が届いています。
detail_6087眼科ケアの9月号が届いています。そのホームページから目次を開いてみましょう。

この号の【特集】は、基礎知識と種類を押さえれば患者指導が変わる! 点眼薬マスターガイドです。プランナーは広島大学大学院 木内良明、フジモト眼科 藤本雅彦の両先生

[1]点眼薬とは?
京都ひとみケアリサーチ 河嶋洋一
〇眼内移行の10分の1ルール:経験的に涙液、角膜、房水、水晶体と各段階で10分の1の濃度を示す。房水濃度は点眼液の1000から1万分の一の濃度。

[2]点眼薬の管理
広島大学病院 松尾裕彰 佐伯康之
〇保存法と使用期限を守ろう。使用期限は開封してない場合。ほとんどの点眼薬は開封後4週で使い切るようになっている。ベストロンは7日。

[3]点眼薬のさし方
岡山大学 内藤知子
〇涙液嚢中に保持できるのは30μl。一滴で十分。下瞼牽引法、げんこつ法、点眼補助具による方法など。できれば5分開けて。

[4]よく使う点眼薬
(1)感染症治療薬
住友別子病院 井上英紀
◎主要なものを列記する
〇フルオロキノロン:クラビット、ガチフロ、ベガモクス
 セフェム系:ベストロン(溶解が必要)
 アミノグリコシド系:トブラシン、パ二マイシン(副作用:角膜上皮障害)
 マクロライド系:エコリシン眼軟膏
 クロラムフェ二コール:クロラムフェニコール、オフサロン
 グリコペプチド:バンコマイシン眼軟膏(MRSAに)
〇抗真菌薬:ポリエン系:ピマリシン
〇抗ウイルス薬:アシクロビル(ゾビラクス眼軟膏)

(2)アレルギー治療薬
高知大学 福島敦樹
〇メディエータ遊離抑制薬:アレギサール、インタールほか
〇メディエータ遊離抑制薬とヒスタミンH1受容体拮抗薬:パタノール、アレジオン(ベンザルコニウム含有せず)、
〇ヒスタミンH1受容体拮抗薬:リボスチン
〇免疫抑制剤(春季カタルに):パピロックミ二(シクロスポリン)、タリムス(タクロリムス水和物)

(3)角膜治療薬・ドライアイ改善薬
東邦大学医療センター大森病院 岡島行伸
◎角膜治療薬
〇人工涙液:人口涙液マイティア、ソフトサンティア
〇精製ヒアルロン酸ナトリウム(0.1と0.3で無菌デスポのヒアレインミニも)≪注:誤植あり》
〇ムコファジン

◎ドライアイ改善薬:
〇ジクアス点眼薬3%、P2Y2受容体作動薬でムチン分泌促進
〇ムコスタ点眼薬UD2%、結膜ゴブレット細胞に作用しムチンを増やす

(4)炎症治療薬
独立行政法人地域医療機能推進機構大阪病院 下條裕史 大黒伸行
〇非ステロイド性抗炎症薬:ジクロード、二フラン、ブロナック

〇副腎皮質ステロイド薬:フルメトロン(0.02、0.1)、サンテゾーン(0.02,0.1)眼圧に注意。
(清澤注:リンベタPFは保存料を含まない製品ですが、京都府立の先生に聞いて以来私は好んで使っています。)

(5)緑内障治療薬
井上眼科病院 井上賢治
(すみません緑内障薬は内容が多いのでスキップします。以下の項目も略です。)

(6)散瞳薬・調節麻痺薬
川崎医科大学 小橋理栄

[5]点眼アドヒアランスを向上させるために大切なこと
国立病院機構大阪医療センター 大鳥安正

【連載】
◆私の提言、苦言、放言
・快適な視覚を妨げる雑音
井上眼科病院 若倉雅登
〇「まぶしい」と「目が痛い」
閃輝暗点などの視覚陽性反応
Visual snow syndrome,
Charles Bonnnet syndrome(シャルル・ボネ症候群、本人もないことを了解している)
レビー小体認知症の幻視(本人が本物と信じている)

清澤の注:わたくしたち医科歯科グループは若倉先生とは緊密に連絡を取りながら研究と臨床活動をしてますが、眼瞼痙攣やシャルル・ボネ症候群もPETを使った研究を続けています。

◆ごきげんナースとごきげんドクター  慶應義塾大学 坪田一男
・衝撃的な未来予想図『エクサスケールの衝撃』!:さっそくアマゾンで発注。コンピュータの起算速度が桁違いに早くなってきていて、そうなるとコンピュータが仮説を立てて考えて結論を出すようになり、もう10年で世界が変わるはずだという予測があるらしい。坪田先生推薦の御本齊藤元章著、さっそくアマゾンで発注。

遅くなりましたが、このブログ記事を書き終えたので、院長室から医院のORT諸君にお回しします。各医院でも院長先生におねだりして職員研修用に買ってもらえるといいですね。

Categorised in: ご近所の話題