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2016年5月27日

7790: 藤崎病院医療連携懇談会

imagesNBEARTJ2本日(2016年5月27日)は診療終了後に第23回藤崎病院医療連携懇談会を聞いてきました。
 この病院は当医院からもほど近い外科(2名)、整形外科(3名)、内科(4名)、脳外科(4名)、麻酔科(1名)の常勤医がいる地域に根差した中規模病院。建物も新しくされて、地域医療に貢献しています。本日は整形外科と内科からのご講演でした。

第一部は『小児の骨折』:総論(大久保康一先生)上腕骨顆上骨折(宮城光晴先生)、肘周辺の骨折(荒川雄一郎先生)、変形治癒骨折再建術(別保諸兄先生)などについて話しておいででした。
 小児の前腕の骨折では、尺骨が折れるのに加えて橈骨の先端が前方に脱臼する種類の骨折があり、これをモンテジア骨折と呼ぶそうです。この骨折では脱臼の方を見つけ切らずに癒着させてしまうと、運動制限が起きるという事のようでした。

第二部は『非アルコール性脂肪肝炎(NASH)の診断と治療』島田昌彦先生
 NASHは1998年頃より認識されるようになった病気で、発生原因にアルコールが含まれないアルコール性肝障害に類似した進展を示す疾患。脂肪肝に加え、肝臓に何らかのストレスがかかることによって発生すると考えられている。ストレスは具体的には活性酸素による酸化ストレス、過酸化脂質、鉄、インスリン抵抗性、サイトカインの放出など。糖尿病との合併も多いそうです。日本ではメタボリックシンドロームの増加により、NASHへの注目も高まっている。アルコール性肝障害との鑑別が最も重要。治療は食生活の改善と運動療法が基本。ビタミンEが有用であるとの報告、 体重減少でもNASHの改善がみられる。肝炎から肝硬変、肝細胞癌へと進展することがあるとのことでした。

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