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2021年6月10日

12931:ブリモニジンファミリーと呼ばれる緑内障点眼薬の一群の説明を院内で聞きました。:

清澤のコメント:ブリモニジンとはアイファガンの商品名で呼ばれる緑内障治療薬。それを含む緑内障点眼薬が3種発売されていて、ブリモニジンファミリーと呼ばれています。本日は昼休みの時間で、それらを製造している千寿製薬の担当者にブリモニジンファミリーの解説を伺いました。

①アイファガン;ブリモニジンの特徴としてアイファガンの主成分であるブリモジニン酒石酸塩は米国アラガン社で開発されたアドレナリンα2受容体に高い選択性を示す眼圧下降薬。房水産生を抑制するとともに、ぶどう膜強膜流出路を介した房水流出を促し、眼圧下降効果を示す。

アイファガン点眼液0.1%の基本情報:添付文書PDFファイル、薬効分類α2刺激薬(点眼薬)適応:高眼圧症、緑内障。注意すべき副作用:点状角膜炎 、 眼瞼炎 、 アレルギー性眼瞼炎 、 結膜炎 、 アレルギー性結膜炎 、 接触皮膚炎 、 丘疹 、 結膜充血 、 眼そう痒症 、 眼異常感

用法・用量(主なもの):通常、1回1滴、1日2回点眼する

禁忌・原則禁忌:過敏症、患者の属性に応じた注意事項/新生児、乳児、小児など

② アイベータとは緑内障・高眼圧症で他の緑内障治療薬が効果不十分な場合としてアドレナリンα2受容体作動薬と非選択的アドレナリンβ受容体遮断薬を配合した「アイベータ配合点眼液」が発売されている。ました。 この点眼はブリモニジン酒石酸塩とチモロールマレイン酸塩の配合点眼液でブリモニジンは房水産生の抑制、およびぶどう膜強膜流出路を介した房水流出を促進します。チモロールは、房水産生の抑制をする。それにより、それぞれ眼圧を下降させる。0.5%チモロール点眼液単剤に対する眼圧下降効果の優越性を示す。主な副作用:点状角膜炎、結膜充血、眼刺激、眼部不快感、角膜びらん、いずれも1~5%未満になっています。アイベータに含まれるチモロールは、β受容体遮断作用を有することから以下の患者様には投与禁忌。(気管支喘息、気管支痙攣、重篤な慢性閉塞性肺疾患、心不全、洞性徐脈、房室ブロック、心原性ショック)

③ アイラミドは:緑内障・高眼圧症治療の新規配合点眼剤で「アイラミド®配合懸濁性点眼液」(一般名:ブリモニジン酒石酸塩・ブリンゾラミド)。本剤の医薬品情報提供は千寿製薬株式会社と大塚製薬株式会社の両社にて実施。

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緑内障に対するエビデンスに基づいた唯一確実な治療法は眼圧下降であり、原則として単剤から治療を開始し、効果が不十分な場合には多剤併用療法が実施される。その際には配合点眼剤の使用により、患者様のアドヒアランスにも考慮する必要があるとされている。本剤は、緑内障・高眼圧症治療剤で、血圧や心拍数などを低下させる作用のあるβ遮断薬を配合しない国内で初めての配合点眼剤である。新たな治療選択肢になるとともに、多剤併用治療されることが多い緑内障・高眼圧症患者様のアドヒアランス向上に貢献することが期待される。

Categorised in: 緑内障