
- ブリモニジン/ブリンゾラミド配合懸濁性点眼液の原発開放隅角緑内障(広義)または高眼圧症を対象とした第III 相臨床試験─ブリモニジンとの比較試験 新しい眼科 37:p1289-1298
相原 一・関弥 卓郎
千寿製薬の担当者の方が、上記論文が新しい眼科に公表できたことを伝えに来てくださいました。ブリモニジン(α2作動薬)/ブリンゾラミド(炭酸脱水素酵素阻害剤)配合懸濁性点眼液(SJP-0125)の商品名はアイラミドです。この製品の第3相比較試験には私の医院も参加させていただいており、論文の3ページ目に実施医療機関の一つとして55医療機関の一つとして収載されています。
この試験ではブリモニジン/ブリンゾラミド配合懸濁性点眼液をブリモニジンと比較していました。原発開放隅角緑内障(広義)または高眼圧症を対象として試験は行われていて、
SJP-0125群 -2.9+/-2.0に対してブリモニジン群 -2.4+/-2.0 (p=0.0109)
副作用はSJP-0125群で12.9%、ブリモニジン群1.1%だっということでした。
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