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2020年9月10日

12249:点眼治療:新・緑内障診療2020

清澤のコメント:ネットで放映されている眼窩臨床実践講座での埼玉医科大学 庄司拓平先生の講義の聴講メモです。私も多くの薬剤の治験に参加させてもらいましたが、エイベリス、アイベータ、アイラミドくらいは私も自分の処方するレパートリーに加えておきたいと感じています

◎商品名と一般名が有り、覚えにくいのだが::

エイベリス::オミデネパグ:(エイベリス)ノンレスポンダーにも効く。(Jpn ophthalmol)長期的効果(52週)20%下降の報告。副作用は一時的充血と一部での黄斑浮腫(眼内レンズ眼は禁忌)

アイベータ::ブリモニジンとチモロールの配合剤(海外のコンビガンはアイベータと濃度が違う)、正常眼圧には眼圧2-3nnHg下がる。

アイラミド::ブリモニジンとブリンゾラミド(アイラミド≠海外のシンブリンザ)追加で3.5mmHg下がる.。目標眼圧の設定が大事。ベースラインの25%減が必要。

期待される眼圧下降効果は20-40%。種類を足せば足すほど下降効果は減衰する。

日本人ではベースラインが低く、点眼での下降率も小さい。

現在の配合薬 4機序で8剤ある PGベータ4種、CAIベータ2種、α2ベータ、CAIベータ1種が有る。

アドヒアランスは:惨憺たるもの。1年で6割が脱落。PGのアドヒアランスが高いが3年で4割が脱落した。

点眼数が増えるとアドヒアランスの低下を招く。点眼剤1剤だけだとアドヒアランスが低いかもしれない。高収入、高学歴の方がアドヒアランスが高い。

小活:ベースラインから20-30%下げる。正常眼圧緑内障は下がりにくい。一財目の点眼効果が高い、配合薬はアドヒアランスを改善する。アドヒアランスは大切。

まとめ:緑内障点眼薬は年々増加配合薬も増えた。国内と海外は同一ではない。アドヒアランスは低い。

中澤教授のコメント:眼圧が一回下がると病気が治ったと誤解することもある。眼圧が下がっても視野の進行もあるといわれると治療は無駄だと誤解する人がいる。PG製剤の副作用のヂューズで開瞼しにくい人も多い。

Categorised in: 緑内障