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2019年12月3日

11351:AIBETA(アイベータ)が近日発売予定

緑内障治療点眼薬:AIBETA(アイベータ)が近日発売予定という事で製品情報概要を持って千寿製薬の方が訪ねて来てくださいました。

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説明されたことを自分なりに復習してみました。

アイベータの成分はアイファガン(一般名ブリモニジン、0.1%)とチモプトール(チモロールマレイン酸、0.5%)の合剤です。

アイファガンはアルファ2受容体の作動薬であり、チモプトールはベータ遮断薬です。

この新薬は2つの薬剤を同時に使った場合に比べて非劣勢であり、長期(52週)に亘る治療効果を有しています。

コソプト(トルソプトとチモプトールの合剤:参天)やアゾルガ(エイゾプトとチモプトールの合剤:ノバルティス社)に比べて差し心地がよいとも考えられます。

アイベータを使うべき対象は、①治療強化をしたい患者さんであって、PG製剤(キサラタン、タプロス、トラバタンズ、ルミガンなど)からの強化、チモプトール単剤からの強化などが考えられます。②アイファガンには神経保護効果があるという話もあって、視野障害が進みそうな患者さんも対象になるのかもしれません。

禁忌は:アイファガンが低体重出産児、2歳未満の子供には禁忌。β遮断薬(チモプトール)が呼吸器疾患(気管支喘息など)と循環器疾患(心不全など)となっています。

Categorised in: 緑内障