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2019年6月8日

10794:緑内障と生活習慣:谷戸正樹教授の講演聴講印象録

清澤のコメント:眼窩診療におけるサプリメントの役割を考える(Web講演会)2019.6.7からの演題です。日常生活での様々な要因が緑内障に発症に影響しているという例を多数お話くださいました。演者は 谷戸 正樹 島根大学教授 。「眼内アプローチでトラベクロトミーを行うための専用フックの開発者としても知られている方です。(詳細な記事は準備中です。この記事は当日の聞き取りメモとしてご覧ください。)

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メタボリック症候群と緑内障にも関連がある。

眼圧に関連する全身因子

 年齢と共に下がる

 体脂肪率上昇で上がる

 血圧上昇で上がる

脈拍上昇で上がる、などがある

高BMIで眼圧が上がることについても、様々な機序が想定される。

絶食の影響は?:宗教的絶食と脱水やPG関連の影響が考えられる。

緑内障患者は400万人いる。

CAM(complimentary and alternative medicine)という概念が提唱されている

運動で1-1.5mmHg下がる(脱水、Ph低下、浸透圧、乳酸値などの影響を考える)

週3回程度の過度でない運動が推奨される。

左右差のある緑内障について、就寝時の体位との関連が指摘されていて、側臥位で寝る癖のある人では下側の眼の緑内障が進んでいる確率が75%であると。

30%のベッドアップは有効。ただし枕で首だけ上げるのは良くない。

アルコールの影響:眼圧は下がる

コーヒーや紅茶は?

エナジードリンクはカフェインが多い点に注意

フルーツ、野菜、チョコレート

喫煙:喫煙者に緑内障は多い

加齢と高血圧も緑内障を増やす。

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注:complimentary and alternative medicine:補完・代替医療

 日本補完代替医療学会では、[現代西洋医学領域において、科学的未検証および臨床未応用の医学・医療体系の総称]と定義しています。アメリカでは、alternative medicine(代替医学)またはalternative and complementary medicine(代替・補完医学)という言葉が使われています。また、ヨーロッパでは、complementary medicine (補完医学)という言葉が好んで使われることが多い様です。しかし、なかには現代西洋医学と同等かあるいはそれを凌駕する医療が存在する以上、当学会はalternative medicine(代替医学)という用語を用いることとしました。いずれにせよ、通常の医学校では講義されていない医学分野で、通常の病院では実践していない医学・医療のことです。

Categorised in: 緑内障