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2019年1月11日

10383:2)緑内障手術 庄司信行 (北里大):MIGS聴講印象録

2)緑内障手術 庄司信行 (北里大):MIGS(ミニマル インベイシブ グラウコーマ サージェリー)のお話でした。部品を留置しない手術と、留置する手術が有ります。留置しない手術の代表的な物がトラベクトームで、灌流、吸引、切除、それにフットプレートが一体となってそれぞれの働きをします。この方法では術中の出血も除去でき、広く線維柱体も切除できます。フットプレートをシュレム管に挿入し、手前から挟み込んで切るイメージとのこと。手術ではヒルのサージカルゴニオプリズム、スワンヤコブプリズム、モリゴニオトミーレンズなども光学的に用います。その有効性などは多数の自験例の生存率曲線を用いて示され、再手術をするのが必要な例では、術後経過観察中に眼圧が上がったら早めに別の手術を追加施行するのが良かろうとのことです。ミクロアイステントが現在使える器具を眼内に残す術式です。初回の挿入成功率は60%と言われるが、もう少し良い印象だそうです。15-16mmHgを目指す例で1-2割眼圧を下げます。重篤な合併症なし。レクトミーへの影響なし。これも術後経過での眼圧再上昇例では早めに再手術をとのこと。年齢や病気が症例選択に影響します、最後に病期別のMIGS適応を表にして提示されました。

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