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2018年12月7日

10323:緑内障のアンメットニーズとエイベリス点眼液への期待:を聴いて来ました

PG関連薬の変遷とエイベリス点眼液の登場:相原一教授(東京大)

清澤の聴講印象録:(先日の院内勉強会と重複する部分も有りますが、大変参考になりました。)

特徴

①世界初の選択的EP2受容体作動薬:EP2受容体に選択的に作用して眼圧を下げる。構造はプロスタグランジンの基本形は持たない。(これはプロスタグランジン関連薬:ラタノ、トブロ、タフル、ビマトプロストには含まれない。)線維柱体流出路とぶどう膜強膜流出路の両方に働く。

②優れた眼圧下降効果:ラタノプロスト0.5%に対して非劣性。(20年ぶりに現れた強力な薬剤)低眼圧群(―3.6mmHg)、高眼圧群(-5.6mmHg)、チモプトールとエイベリスの併用群(-8.3mmHg):当院も参加したRENGE studyの結果)

③長期にわたる安定した眼圧推移:単独でも、またチモプトールとの併用でも有効。

④他剤無効例に対する眼圧下降効果が有る。チモプトール無効例を念頭に置いている。

⑤副作用:主な副作用は結膜充血22.8%、角膜肥厚6.7%、黄斑浮腫3.0%。

追記として禁忌:

1)無水晶体眼と人工水晶体眼への使用は嚢胞様黄斑浮腫の恐れで禁忌

2)タフルプロストとの併用も炎症の恐れで禁忌

つまり、「白内障手術術後患者を除く、新規に緑内障治療を開始する患者を対象にすれば良い」とのことでした。

Categorised in: 緑内障