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2018年2月1日

9568:緑内障診療ガイドライン 第4版 が届いています。

日眼会誌 特集

緑内障診療ガイドライン 第4版 が届いています。ネットでも見られます。

今回の大きな話題は前視野緑内障preperimetric glaucoma (PPG) が追記されたことだそうです。実際に診療していますと、先ず視神経乳頭陥凹が指摘され、視神経乳頭OCTと黄斑マップで異常が検出されます。この両者では、黄斑マップの方が感度は高いでしょう。黄斑マップで黄斑部の菲薄化が検出されてもハンフリー視野が正常範囲内であれば前視野緑内障という事になります。それに対してどこまで早めに緑内障点眼を始めるのかが問題です。

 

15P:

付記2)前視野緑内障 (preperimetric glaucoma :PPG) :眼底検査において緑内障性視神経乳頭所見や網膜神経線維層欠損所見などの緑内障を示唆する異常がありながらも通常の自動静的視野検査で視野欠損を認めない状態を前視野緑内障と称する。

 

p35:

付記2)前視野緑内障 (preperimetric glaucoma :PPG) 原則的には無治療で慎重に経過観察する。しかしながら、高眼圧症や、強度近視、緑内障家族歴など緑内障発症の危険因子を有している場合や、特殊あるいはより精密な視や検査や眼底三次元画像解析装置により異常が検出される場合には、必要最小限の治療を開始することを考慮する(2C)。

ーーー
2Cとはこの報告の頭書に説明されてますが、あまり強い推奨レベルではありません。

「推奨の強さ」 と 「エビデンスの強さ」  
【推奨の強さ】  2:弱く推奨する(提案する)
【エビデンスの強さ】  C(弱):効果の推定値に対する確信は限定的である 

 

Categorised in: 緑内障