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2017年9月13日

9177:緑内障眼の視神経乳頭と視野のフシギな関係 新家眞:聴講録

9177:緑内障眼の視神経乳頭と視野のフシギな関係 新家眞:聴講録

 

ミケルナ配合点眼液 発売記念講演会(新高輪パミール館)が2017年2月4日に行われましたが、その講演会の記録というパンフレットが届きました。

読み直してみると、当日メモしきれなかった部分が明確によみがえってきます。殊に新家先生が紹介され、東北大などでも使っているディスクの分類は有用と思われますので、採録してみます。

・緑内障眼の視神経乳頭と視野のフシギな関係 新家眞

  視神経の形を4つに分けて論ずるという方法は、分類ごとの臨床的な特徴がどうであるかを多治見スタディーと久米島スタディーの結果から読み取るとどうか?というお話。

この分類の安定性は今一つではあるのですが、そこを分けて考えないと味噌糞一緒となってしまうという事のようです。

(以下を追記)

FG: focal glaucomatou disc: 局所的rim欠損かつ他部位のrimは正常⇒乳頭面積は小さく、楕円率は円に近い。局所的視野障害が主。

MG: Myopic glaucomatous disc  視神経乳頭にtiltがあり、かつ全体的な耳~下側の狭小化かつ耳側のPPAがはっきりしている⇒乳頭面積は小さく、楕円率は楕円。局所的視野障害が多い。

GE: generalized enlargement of cup 全体に一様なrim幅感小かつ局所的rim欠損がなくPPAは顕著でない。⇒楕円率は円に近く、乳頭面積は大きい。びまん性の視野障害がおおい。

SS: senile sclerotic disc 皿状のcuppinかつrimの全体的色調退色があり、PPAの面積および乳頭周囲における範囲が大きい。

楕円率や乳頭面積は視野障害パターンに関係しそうだが、これらだけでは視野障害は決定されない。

視野上半あるいは下半の視野限局障害例(久米島、多治見スタディー)を検討:多変量解析結果では、上半視野限局例では:乳頭楕円率大きく、対応する下半分のβ-PPAが大きい

図(新家真ほか:あたらしい眼科32:(7)1013-1016,2015) 


Categorised in: 緑内障

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