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2015年12月23日

7300:『失明の原因・第1位「緑内障」、 患者の9割が診断・治療を受けていない』の記事

連載「眼病平癒のエビデンス」第11回は高橋現一郎(たかはし・げんいちろう)東京慈恵会医科大学眼科学講座准教授が書かれた『失明の原因・第1位「緑内障」、症状が出たら手遅れ! 患者の9割が診断・治療を受けていない』7492-2緑内障の治療は進行を遅らせることしかできない(shutterstock.com)

清澤のコメント:この記事では、どのようにして緑内障が発見されているかを記載した部分に目を引かれます。眼科を受診すると、希望もしないのに眼科一式検査をされるのですが、その必要性も述べてくださっています。
 内容をざっとまとめれば、 成人の失明原因の第1位が「緑内障」。その約9割が、緑内障の診断や治療を受けていない。どのようにして緑内障と診断されているか?①人間ドック、会社の健康診断、地域の健康診断。②健康番組を見て受診。③他の病気で眼科を受診して指摘。④家族に緑内障の人がいる。緑内障は早く見つけて、病気の進行を止めることが大切な疾患。

なるべくは元ページhttp://healthpress.jp/2015/12/1-8.htmlを見ていただくとして、この記事の要点を少し長めに纏めてみましょう。この連載「眼病平癒のエビデンス」シリーズにはこのほかにも面白い記事がたくさんあります。

 ーー長めの要約ですーー
 成人の失明原因の第1位が「緑内障」。近年の大規模な疫学調査では、40歳以上の5%、70歳以上では10%が緑内障。その約9割が、緑内障の診断や治療を受けていない。

◎緑内障は早期発見・早期治療が肝心

 多くの緑内障初期は無症状。どのようにして「痛くない、視野も狭くない」人が緑内障と診断されているか?

①人間ドック、会社の健康診断、地域の健康診断で指摘された。
②健康番組を見て不安に思い受診した。
③他の病気で眼科を受診して指摘された。
④家族に緑内障の人がいる。

 多くの人は自覚症状が無いにも関わらず、緑内障と診断されている。

◎緑内障は社会生活や仕事にも支障をきたす

 ①のケースのように、人間ドックなどで「眼圧が高い」「視神経乳頭陥凹拡大」などのため“要精査“と記載されたために、緑内障が判明しています。

 ②のケースでは、健康番組では大げさに表現されることがありますが、少しでも思い当たることがあったら、眼科で相談したほうがいい。

 ③直接緑内障とは関係ない病気で眼科を受診した際に、緑内障と診断されることがある。

視力検査や眼圧検査、眼底検査は眼科の基本検査であり、さまざまな病気が見つかるきっかけになる。大切なことは、検査結果を聞いて、他の眼病が無いか確認をすること。

 ④の家族歴は、緑内障の重要な危険因子の一つです。家族歴以外では、「強度近視」「年齢40歳以上」「低血圧」などが危険因子。

◎緑内障は進行を止めることしかできない

 緑内障が進行し視力や視野が悪くなると、社会生活や仕事にも支障をきたし、場合によっては転職を余儀なくされることもある。緑内障は治らない病気。早く見つけて、視機能に影響が出ないように病気の進行を止めることが大切。

◎どこの眼科へ行けば良いのか?

 大学病院や有名な専門医ではなくても、緑内障の診療機器を備えているクリニックはたくさんある。電話で聞いたり、ホームページで確認してみてください。「症状がないから大丈夫」ではなく、「症状が出たら遅い」と言う認識を持つことが重要。
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Categorised in: 緑内障