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2021年4月23日

12813:後部硝子体剥離に伴うワイスリングに硝子体レーザーを受けた。今後、残った硝子体混濁による自覚症状は改善するか?Q and A

清澤のコメント;強度近視眼で後部硝子体剥離に伴うワイスリングに硝子体レーザーを受けた。今後、残った硝子体混濁による自覚症状は改善するか?との質問です。

あゆみさんからの質問

強度近視による後部硝子体剥離でワイスリングが出て、ワイスリングはみぎがわにたえずあって視線を動かさなければ戸外でも快適だったのですが、それがレーザーを打って破砕(レーザービトレオライシス)してから、あちこちに飛び散り、かなりモヤモヤしたものが増えてしまい黒点や埃のようなものが気になって、昼間や朝には全く外に出れないくらい酷い状態になってしまいました。
目の真前に半透明の膜もワイスリングと同時期くらいに出て、これらは硝子体手術でもマシにならないでしょうか?
また時間経過ではレーザーやった後はマシにならないでしょうか?
ひとつぽんとあったのがあちこちの距離感で立体的に動いてしまいひどい有り様です。
もし目の手前に見えてるものが硝子体膜の場合、硝子体手術ではマシになりませんか?
水晶体近くの濁りは取れないと言われましたが水晶体近くにも濁りがあるようです。

清澤眼科医院の見解

あゆみさん 後部硝子体剥離の硝子体混濁は通常は加齢によってゲル状の硝子体が水と分離してできるものですから、その除去手術はしません。米国でレーザー光線を使ってこれを破砕するという手術(レーザービトレオライシス)が既に提唱され、国内でもこれを行う眼科医が居て、中には私も知っている優れた眼科医も含まれますが、この処置には国民健康保険の適応は無く、多くの眼科医が積極的に行っているものではないと思います。最初から有る硝子体混濁(ワイスリングを含む)を硝子体手術でとるという事も状況によっては可能かもしれませんが、網膜剥離や網膜上膜などが視力や視覚の質を脅かす状況でもなければ、通常は眼科医は手を出しません。このレーザー後の濁りが気になって仕方が無いという事は、眼科的な側面だけではなくて、心理的な問題も絡んできている様です。術後の自然経過で、残った混濁が軽減することも多少は期待されるでしょう。また水晶体近くの濁りは網膜近くにある混濁とは違って、網膜には像を結ばぬので、患者さんにはその存在は自覚はできないはずです。受診が可能ならば今後の相談には乗ります。次の記事は関連記事です。

Categorised in: 飛蚊症