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2020年5月11日

11868:小児期から続く飛蚊症の増悪への対策?(Q&A)

SRさんからの質問

子供の頃からあった飛蚊症が最近酷くなり 眼底検査をしましたが、病気ではなく、 浮遊物が網膜に近いからビトレオライシスは無理、慣れるしかないと言われました。 しかし飛び交う飛蚊症が気持ち悪すぎて 死にそうです。 サプリメントや酢玉ねぎを食べ続ける他に 何か出来ることはないのでしょうか? 硝子体をどうにかする以外に方法はありませんか?

清澤眼科医院の見解

SRさん 患者さんの年齢が記載されていませんが、通常の飛蚊症は50歳くらいで、後部硝子体剥離に伴って発生することが多く、子供のころからという病歴はやや特殊です。前医の言葉によれば浮遊物が網膜に近い硝子体中に浮遊してはいるようで、(第一次硝子体過形成遺残やBergmeister’s papillaベルグマイスター乳頭などの)先天的な遺残物かもしれません。

硝子体の濁りが明らかであれば、レーザー光線(YAGレーザー)で濁りを破砕して見え具合をよくするという治療(ビトレオライシス:上の動画)を勧める人も稀にいるようですが、そこまで積極的に治療するのは一般的ではありません。

もう一つの方法は、硝子体切除(ビトレクトミー)でしょうが、これも軽い飛蚊症であれば、一般の眼科医はお勧めはしないかと思います。

サプリメントや食事の工夫でこれが消失する期待は持ちにくいでしょう。

気になるのは、「飛び交う飛蚊症が気持ち悪すぎて 死にそう」という患者さんの訴えです。一度受診くだされば、精神安定剤などの処方を私のところで考えるか、あるいは精神神経科の医師と対応を相談することが考えられるかもしれません。

もし、硝子体手術を考えるとすれば、患者さんと精神的に波長の合う硝子体手術の術者を特別に探して、状況を理解したうえでの手術を相談することになるのかもしれません。


https://www.kiyosawa.or.jp/floater/43818.html/  7836:飛蚊症に対する硝子体切除のベネフィット・リスク分析

Categorised in: 飛蚊症