お問い合わせ

03-5677-3930初診受付

ブログ

2020年8月8日

12158:私が書く視覚障害認定書:高橋弘先生の記事紹介

清澤のコメント:日本の眼科の7号が届き、「私が書く視覚障害認定書」という(北九州市立総合療育センター眼科)高橋弘先生著の記事が出てました。身体障害者手帳申請のための診断書とは、診断医資格とは等、興味を持っていただけそうな内容ですので、まとめてみたいと思います。

◎高橋先生の記事の概要:

はじめに:患者の日常生活に思いを致せ。視力⇒視野検査データ。(何を強調するか?)

1、視力障害の書き方。視力の新基準;光覚なし(0)、手動弁、指数弁。0.15は0.1で扱う。複視を生じ、両眼を同時に使用できない斜視⇒非優位眼の視力を0とする。表1:視力障害等級表参照

2、視野障害の書き方:ゴールドマンは視能率から視野角へ。自動視野計も使える。

①ゴールドマン視野計:30度以内は矯正レンズ使用。30度の外は矯正せず。周辺視野1/4、中心視野1/2も8方向の視野角度で算出。中心1/4視野がない⇒総和を80度以下とする。中心10度以内に1/2視野がない:中心視野角度総和を0度とする。1/4視野が周辺と中心にあり、連続しない⇒中心視野のみで判定。左右眼データによる中心視野角度の計算式。

②自動視野計:エスターマンテストと矯正レンズの有無。両眼中心視野視認点数の計算法。

3、総括表の書き方:①年齢:両眼外眼部変化は3歳を待たずに申請可能。②確定日:発症6日月で。③再認定の可否、④視力障害と視野障害の重複。

終わりに:すべての人が1級を望むわけではないという例の例示。

文献:

1)身体障害者認定基準に関する改定のお知らせ。日本の眼科89:680-716、2018.

2)永井春彦」:身体障害者診断書・意見書の書き方MB OCULI77:81-84.2019

Categorised in: 眼科検診