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2018年11月11日

10256:AI、医師を上回る診断精度も 全自動治療の時代来る?:記事紹介

姫野直行 2018年9月24日13時05分(https://digital.asahi.com/articles/ASL8P5F59L8PULBJ00M.html?iref=com_alist_8_01

眼科医清澤のコメント:眼科は他の科に比べても検査機器の導入や手術機械の導入が盛んな診療科です。糖尿病の眼底写真による診断等ではもう自動化システムは完成したようです。しばらくは、医師が抵抗して追認したという形を取るのでしょうが、医師の眼底読影に対する技術料は早晩引き下げられることでしょう。現在は医師が自らの手で機械を操作している網膜硝子体手術にも自動化の日はやがてきそうです。
現在の医師は、自分の目で見て、自分の手で機械を動かすところから始めているから、比較的イレギュラーな物にも無理なく対応できるだろうが、機械頼りで育った医師に稀な症例の治療ができるか?という指摘はまだ、有りそうに思います。
―――記事の抄出――――
AIの進歩で医療における人間の役割が変わりつつある。
東京大学医科学研究所ヒトゲノム解析センターでは、スーパーコンピューターとAIを使って人間の全遺伝情報(ゲノム)を解析している。ゲノム解析によるがんの診断は、がんの原因の可能性がある変異を絞り込み、治療の標的となる変異をわずか数分で特定する。同センターではゲノム解析で従来見抜けなかったがんを見つけることにも成功している

 画像診断の分野ではAIは人間を上回る。;2017年12月の米医師会雑誌によると、16年に行われたAIのコンテストで乳がんの転移の画像診断について11人の病理医とAIの成績を比較したところ、優勝したAIは病理医の平均を大幅に上回ったという。

手術分野でも科学技術は進歩している。;カメラや器具を付けた複数のアームを駆使する内視鏡手術支援ロボットによる手術は、開腹手術に比べて患者への負担は小さく、精密な動きが可能。今年4月には保険適用となる手術が拡大し、普及が進んだ。

内閣府などは、AIやビッグデータの技術を活用した「AIホスピタルシステム」の構築を目指し、22年度に医療機関をモデル病院運用を開始する。

 AIが人間の医師に代わることは可能なのか。
18年4月、米FDAが糖尿病網膜症の診断装置を認可した。網膜の画像をAIが分析する装置で、診断には医師の解釈を必要としない。FDAが医師の解釈を必要としない診断機器を認可するのは初めて。

東京女子医大の村垣善浩教授は「最終的な目標は、AIが診断してロボットが手術する治療室だ。医師はAIの判断を確認してボタンを押すだけ」と話す。

 医療をAIやロボットに任せきりにしても大丈夫なのか。
医師になった時からAIによる診断が当たり前という『AIネイティブ』な未来の医師だと、AIが間違った判断をしても気付けないのでは」と心配する。深層学習(ディープラーニング)によって機械学習したAIの思考過程は見えず、AIの判断根拠を説明できない。ただ、東京大大学院の鶴岡慶雅教授は「AIの判断根拠をある程度は説明できるようになってきている」と話す。(姫野直行)

Categorised in: 眼科検診