お問い合わせ

03-5677-3930初診受付

ブログ

2020年9月14日

12260:ムコスタ点眼で老人性白内障手術術後のドライアイの改善が期待できるとする井上康先生のパンフレットを拝見しました。

老人性白内障手術とドライアイ

ムコスタ点眼液の白内障周術期における有用性を記載した井上眼科井上康先生の監修された上記のパンフレットを紹介されました。

それを見ると、白内障手術に伴う眼表面の侵襲がドライアイを新たに発症させることもありそうです。しかし、術前から存在していたドライアイが、手術を契機に表面化するケースの方が多いと井上先生は考えています。ドライアイによる、視機能への影響は大きく、霧視や羞明など見え難さの症状を引き起こします。これは角膜全高次収差を10秒間連続測定するとその経時的変化として現れるようです。特に高齢者のドライアイにはBUT(涙液層破綻時間)短縮型ドライアイが多いことが分かっています。井上先生は自覚症状が強い症例では術前からの治療を勧めています。一方自覚症状が乏しい症例では術後にドライアイ症状が生じる可能性を予め説明しておきます。BUT 短縮型ドライアイに対する、ムコスタ点眼液の有用性はすでに確認されていますが、白内障周術期の投与における有用性についても井上先生は検討しました。井上先生は個人的にはムコスタ点眼液の特徴は、効果発現の速さにあると考えています。手術前の限られた期間でも、ドライアイ治療に推奨されるのではないだろうかということでした。

Categorised in: ドライアイ