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2019年7月18日

10917:最新のガイドラインにおけるムコスタ点眼薬の位置づけ:について

清澤のコメント:私も多くの処方を出しているドライアイ治療薬のムコスタ点眼液ですが、本日は大塚製薬の担当者の方が、「最新のガイドラインにおけるムコスタ点眼薬の位置づけ」というパンフレットを持ってきて説明してくださいました。その基本資料は、先日このブログでも取り上げた「ドライアイ診療ガイドライン」です。

https://www.kiyosawa.or.jp/dry-eye/52802.html)お話の追加としては、ドライアイの自覚症状の改善に有効であったのは唯一ムコスタだけであったという点だそうでした。

 CQ13がレバミピド点眼液は効果があるか?と言う設問で、レバミピド(ムコスタ®)についての記載になっています。

推奨提示:レバミピドは従来の点眼薬(人口涙液・ヒアルロン酸)に比べて自覚症状、上皮障害を有意に改善させ、治療の選択肢として推奨する。

推奨の強さ:強い

エビデンスの強さ:中程度(B)

推奨作成の過程:省略

SR(システマティックレビュー)のまとめ:

  • 自覚症状の改善:自覚症状の改善に有効な治療法である。
  • 涙液安定性の改善:BUTの改善に有効か否かは判断不能
  • シルマー値:有効な治療法とは言えない
  • 総括:レバミピドは従来治療と比べて涙液安定性の改善に有効な治療法とは言えない。
  • 上皮障害:上皮障害の改善に有効
  • 有害事象:味覚障害(苦味 15.7%ないし9.7%)。涙嚢炎の発症(要注意)。眼刺激感、眼瞼炎、結膜充血、搔痒感、鼻咽頭炎:重大な副作用なし。

ムコスタの解説をしている動画です。ご参考までに引用します。

Categorised in: ドライアイ