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2019年2月14日

10470:アレルギー性結膜疾患とドライアイ:説明を受けました

高知大学の福田准教授の監修されたパンフレットをもとに、上記のテーマの説明を社員の方から伺いました。
『互いに独立した疾患ですが、両社が合併している疾患もあります。アレルギー性結膜疾患では、眼脂の増加を伴うため、ムチンを分泌するゴブレット細胞が増えていると考えられがちです。しかし炎症が慢性化すると、ゴブレット細胞はむしろ減少し、扁平上皮化すことが知られています。実際、アレルギー性結膜疾患では、涙液量は正常範囲で有るのも関わらず、BUTが短縮しているケースが多く、上皮側の変化がドライアイの発症に関与していることが示唆されます。
近年、アレルギー性疾患のバリア病としての側面が注目されています。表皮バリアの低下が抗原の侵入を招きアレルギー疾患が発症するという概念です。
ムコスタ点眼は、アレルギー性結膜疾患を合併したドライアイに対して、有効であることが報告されています。インビトロの試験で、レバミピドが角膜上皮細胞のタイトジャンクション障害を抑制し、バリア機能を改善することを確認しています。レバミピドにはそのような、粘膜上皮の異常を改善する作用がありまた、抗炎症作用も報告されています。
両者の合併する合併症例の治療に貢献することが期待できます。』

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