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2019年2月12日

10464:ムコスタ点眼薬の説明をお昼に聞きました

本日のお昼に医院の職員でムコスタ点眼薬の説明を聞きました。当医院でもよく使うドライアイ治療薬で、それなりに摩擦間の強い患者さんには好まれています。今日のお話で、開始後4週間は使ってもらえないとその有効性を十分に実感できない模様です。

お話の要点は以下のとおり。

ドライアイ患者さんの医療機関受診状況は全ドライアイ患者の4割であった。

眼科を受診したきっかけは、自覚症状があったからが75%、

自覚症状の程度は、8割以上で「気になった」と答えた。

現在使用中のドライアイ治療薬では、3割しか満足していない。

ドライアイの自覚症状と検査所見(角膜の傷など)はあまり相関しない。

相関しない理由として、スリットランプで見えない異常があるのではないか?(京都府立医大の木下教授)

ゴブレット細胞数の減少、マイクロビライ減少、サブクリニカルな炎症など、その異常を改善させる必要がある。

ムコスタ点眼は、ゴブレット細胞数を増加させ、マイクロビライも増やし、抗炎症作用もある。

ドライアイの診断基準が2016年に改訂され、上皮障害の有無は必須ではなくなった。

ドライアイの77.3%を占めるBUT短縮型ドライアイで、生体スコア0~2と同3以上の自覚症状を比べても、あまり差はなかった。

ムコスタ点眼は点眼開始4週間で自覚症状のスコアを2.0から1.0程度まで大きく下げる。

実臨床データから、①BUT短縮かつ角結膜上皮障害なし、または軽度有りのドライアイ患者に対してムコスタ点眼の有効性が確認された。安全性としては主に喉で感ずる苦さの味覚異常が9%で報告された。

ムコスタはBUT短縮型ドライアイに対する第一選択薬剤である。

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