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2017年5月11日

8834:ドライアイには「側臥位の睡眠」

ドライアイには「側臥位の睡眠」

Cornea2017年5月8日 (月)配信

 ドライアイ症状を有する患者100例と年齢をマッチさせた無症候性の患者25例を対象に、睡眠姿勢とドライアイの関連を観察研究で検証。リサミングリーン染色スコアは仰臥位と左側臥位で有意な違いを認めた(P=0.005)。眼表面疾患指数スコアは側臥位(右側臥位36.4、左側臥位34.1)の方が仰臥位(26.7)より、有意に良好だった(P<0.05)。検証により、ドライアイやマイボーム腺機能不全では側臥位や伏臥位による睡眠が推奨された。

【原文を読む】
Alevi D et al. Effect of Sleep Position on the Ocular Surface. Cornea. 2017 May;36(5):567-571. doi: 10.1097/ICO.0000000000001167.

清澤のコメント:今日もS製薬のMさんがこのブログに引用可能な眼科の話題をもってきてくださいました。緑内障ならば、如何にも睡眠時の体位と眼圧には関連がありそうですが、ドライアイにも関連するのですね。仰臥位では睡眠中に軽い開瞼が起きてしまうということなのでしょうか?

 リサミングリーンは結膜のドライアイ傷害の評価に用いられるもので、最近は治験がらみでしばらく溶液を一定量マイクロピペットで滴下し、写真を基準にするスコアをつける方法で使っていましたが、比較的安定しており気に入っていました。日常診療で使うにはこれは手間がかかりすぎるでしょう。リサミングリーンには、フルオレセインのように紙にしみこませたタイプのものも海外にはあるようです。

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