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2020年12月20日

12514:角膜鉄異物:どう取る?

清澤のコメント:昨日「素潜り漁師マサル」さんが島に一軒家を借りてそこに住む準備をするという動画で、古い壁を壊してくぎを抜き、抜けなくなった破損釘はグラインダーで切断するという場面を見ました。最初は防護眼鏡を使ってなかったので危ないなーと思っていましたら、次のシーンでサングラスを防御用に使い始めていらしたので、良かったと思いました。いま私のところに来る角膜鉄片異物はこのグラインダー作業の人が多いのですが、仙台に居た時には丸鋸のついた草刈り機で石をたたいて、丸鋸の刃が欠けて角膜を穿孔して眼球内に飛入するというケースを毎年のように見ていました。最近は、公園の草刈りには短いワイヤー上のコードで柔らかい草を切る装置を使っているのを見かけます。

2019/4/12(金) 18:27配信 角膜鉄片異物について

眼科医清澤のコメント:日常の臨床において、目への異物を訴えて患者さんが来院する場合、表在性の小さな木片や砂礫などのごみが見つかることが多いのですが、まれに溺死した昆虫が見つかることも経験しています。炎症は塵を拾い出して抗生物質点眼すればたいがいは後を残さずに治癒します。注意が必要なのは、「グラインダーをかけていて」鉄片が入ったという場合です。(穿孔していなければ、)角膜上の異物を角膜異物針で取った後、角膜中にしみ込んだ鉄錆まで歯科で使うようなドリルで角膜を削るようにして除去しないと図の様に角膜に曇りが残ります。江東区では町工場で起きた角膜鉄片異物例はよく見るケースですが、角結膜異物なら錆を角膜に染み出させないために、受診は早い方が良いです。図:
https://www.canadianjournalofophthalmology.ca/article/S0008-4182(15)00231-8/pdf

Categorised in: 角膜疾患