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2020年10月28日

12389:アフターコロナ!もう一度見直そう!眼科感染症対策:記事紹介

クーパー ビジョン プレスという冊子が届きました。アフターコロナ!もう一度見直そう!眼科感染症対策といういしづち眼科の鈴木崇先生の6月24日の講演記事が目に留まりました。コンタクトレンズ診療におけるコロナ対策は様々説明されているところですが、もう一度勉強してみました。眼科医療者向けの話題です。長時間の装用指導は避けるなどの点を職員にも見せたいと思いました。

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クーパービジョン・ウェビナーのパンフレットから抄出/

コンタクトレンズの使用者においては、感染リスクを下げるための適切なケアが望めれる。

◎これまで通り手洗いなどの衛生管理が重要:CLの使用が新型コロナウイルスの感染リスクを高める証拠はないとしていますが、石鹸を用いた手洗いや、アルコールによる種子消毒といった従来道通りの衛生管理の重要性が強調されています。

◎感染リスクが不安なユーザーには消毒効果の高いケア用品を:従来通りケースの乾燥・定期交換、消毒液の定期交換、せっかんを使った入念な手洗い、(NPSの場合)レンズのこすり荒いの徹底です。

◎「コンタクトレンズアラート」に基づき対策を検討:コンタクトレンズアラート:

 CLケアに自信がない方であればレベル1と判断し、ポピドンヨード製剤を考慮してよいかもしれません。

 レベル0:感染状況=感染者が少ない、個人的状況=手洗い遵守、ケア完璧感染不安なし。

 レベル1:ポピドンヨードケアに変更。感染状況=感染者やや増加。個人的状況=ケア自信なし。感染不安ややあり。

 レベル2:2週間頻回交換SCLから一日使い捨てSCLへの変更。感染状況=感染者SCL増加。個人的状況=ケア自信なし。感染不安かなりあり。

 緊急事態:CL装用中止、感染状況=パンデミック。個人的状況=結膜充血・眼脂・体調不良

◎院内感染防止はリスクの発見と対応が重要:まず、受付や検査など診察前の段階から目をよく観察し、充血など、何らかの症状が見て取れた場合は、導線や待合いスペースを分けましょう。そうすることで接触箇所の消毒もしやすくなります。」

◎消毒剤はウイルス閉める速度に関わる濃度に注意:消毒剤の使用にあたっては濃度と死滅速度の関係を把握しておきましょう。次亜塩素酸ナトリウムの場合、濃度が1/2になると死滅速度も1/2になりますが、エタノールは濃度が1/2になると死滅速度は1/2521と、死滅にかかる時間が大幅に伸びるので注意が必要です。コロナウイルスに対するエタノール濃度は70%以上の濃度が有効とされています。

◎適切な患者対応と感染対策で安心してコンタクトレンズ診療を

 飛沫感染対策6つのルール①患者、スタッフの手洗い、②装着したCLは医療廃棄物へ、③使用済みCLに触るときは手袋使用、④使用済みCLが触れた机はアルコール消毒、⑤椅子・ドアノブ・機器などの定期的消毒、⑥HCLトライアルレンズの消毒。(ポピドンヨードケア)

 CL治療における飛沫感染対策5つのルール:①患者もスタッフもマスク着用。②ソーシャルディスタンス確保。③CL始動時に対面しない。④換気の徹底。⑤動画活用、指導は15分以内で。

Categorised in: コンタクトレンズ・眼鏡処方