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2020年10月22日

12378:「マスク装着時のコンタクトレンズ装用」, マスクでも曇らない! 「遠近両用 SCL 処方」;鈴木崇 先生のWeb聴講メモです

「マスク装着時のコンタクトレンズ装用」

 マスクでも曇らない! 「遠近両用 SCL 処方」

清澤のコメント:このところ室温が下がり、朝一番の患者さんで老眼鏡をかけるとすっと曇ってメガネを数回拭くことが有りました。アルコン ビジョンケア ウェブセミナーで:マスクでも曇らない! 「遠近両用 SCL 処方」を聞きました。一度聞いただけでは理解しきれないので、動画を何回か流して要点を拾いました。もっとも、今回のご講演では最も肝要な部分ではありますが、具体的な分かれ道で処方の実際を述べた部分はスキップさせていただきました。以下に要旨を採録します。

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「マスク装着時のコンタクトレンズ装用」

 マスクでも曇らない! 「遠近両用 SCL 処方」

鈴木 崇 先生(東邦大学大森医療センター/いしづち眼科)

新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の流行拡大により、様々な形で生活様式が変化している。マスクの着用も生活様式の変化の 1 つであり、日常生活の様々な場面でマスクの着用が推奨されている。マスクは生活に欠かせなくなりつつある一方、マスク装着時に眼鏡を装用するとレンズが曇るなど不便を訴える声も耳にする。

マスク+メガネではメガネが曇る。メガネに曇り止めを塗る手もある。特に、パソコンをはじめ下方視時に良く曇る。綿のマスク(アベノマスク)では横に洩れてかえってメガネは曇らない。マスク+メガネの格好が悪いと思うなら遠近両用コンタクトは有効かもしれない。特に20センチでスマホを見るなら40-45歳から近方矯正が必要。

遠近両用の機序には。ソフトコンタクトレンズに多い同心円(コンセントリック)型の同時視のものと、セグメント型の交代視を使うものとがある。同時視型のコンタクトにはゾーン型、累進型、それに回折型とがある。遠近両用コンタクトレンズは遠方視では単焦点より少し鮮明さに欠ける。本当に見えるかが心配とか、インターネットでは気軽に買えないという弱点はある。。

遠近両用の処方のコツ;遠近両用コンタクトレンズ処方のコツは、遠方と近方とどちらが大事かをまず聞いておくことだ。まずは疲れないという低めの目標を設定しよう。一回で合わせられる訳ではなく、試すのには1-2週間などの時間がかかることも説明しておこう。

トライアルでは①優位眼はどちらかをまず抑えて、次に②遠方用の矯正度数を決める。演者はA遠方重視、B近方重視での具体的な合わせ方を述べていた。レンズは両眼開放で決め、それも優位眼を主に決めるとよい。トライアルは日常生活条件下で行うのが良い。(詳細は省略)

トラブル編:モノビジョンとモディファイドものビジョンがある。(この聞き取りメモではこの詳細も省略)優位眼に乱視が有って、乱視はないなら、、

2、眼が乾くとみづらくなる。シリコーンハイドロゲルの乾きにくい遠近両用レンズが良い。汚れが付くと両眼視がしにくいから、2週間ものよりもワンデータイプの方が良い。

3、瞼裂斑や結膜弛緩によるセンターズレ:ゾーンが他よりも累進型の方が良い。

デイリーズトータルワン遠近両用ならば、1日使い捨て、累進屈折力、水濡れ性も良い野条件を満たしている。

マスク時代には曇らない「遠近両用コンタクトレンズ」が良い。

Categorised in: コンタクトレンズ・眼鏡処方