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2019年11月1日

11252:遮光眼鏡とは:

遮光メガネ(医療用フィルターレンズ)

遮光メガネ(  LIGHT SHIELDING SPECTACLE  )は、まぶしさを感じる要因である500nm(ナノメートル)以下の短波長光(『紫外線+青色光線』)を効果的にカットし、それ以外の光を出来るだけ多く通すよう作られた医療用特殊カラーフィルターレンズです。
まぶしさにより白くもやがかっているように見える状態を、『紫外線+青色光線』を取り除くことで像の輪郭をくっきりさせ、明るさを感じる黄色や緑の光を多く取り入れるため、明るくくっきりとした視界を確保します。

網膜色素変性症白内障初期または術後加齢黄斑変性緑内障による視野狭窄、その他視神経の疾患などにより、まぶしさや見えにくさを感じる方はもちろん、眼病をお持ちでない方であっても、屋外でまぶしさを感じる場合、遮光メガネを使用すると快適に過ごしていただけますし、コントラストも上がります。
夜間、車を運転する際の対向車のライトによるまぶしさを和らげるカラーなどもあります。

 わたくしの医院では羞明(まぶしさ)の訴えが強い眼瞼痙攣の患者さんに対してしばしば処方します。

遮光眼鏡の選択に対するもう少し詳しい解説がこちらにあります。実施に試してもらい、本人が好むよい色合いと濃度のものを選択します。当医院には遮光眼鏡の知識のある職員のいる時間帯が設定してあります。

海外ではFL41などという色合いの商品がありますが、日本では東海光学が各種の色合いのものを製造しています。

網膜色素変性や緑内障などによる身体障害者であって、その遮光眼鏡が有効である場合には医師が処方し公費補助が得られる場合があります。しかし、身体障碍者の等級が付かない、眼瞼痙攣の患者さんでは公費補助の対象にはなりません。

追記(11月2日):眼球使用困難症候群の患者会を行っている患者さん( https://twitter.com/pdefrontier ←この記事も参考になります)にグーグルの「溶接 メガネ」で検索可能な非常に濃い遮光眼鏡を見せて戴きました。それは、天井に蛍光灯が有ることが辛うじてわかるという極端な暗さで、普通の人がにそれを掛けて道を歩くことは難しいです。強い羞明のためにその方にはそれが必要と伺いました。

Categorised in: コンタクトレンズ・眼鏡処方