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2019年5月28日

10752:シードが眼圧を測る「トリガーフィッシュ」コンタクトレンズを発売

シードコンタクトレンズではトリガーフィッシュという、角膜曲率の変動から24時間の眼圧を推察するというスマートコンタクトレンズの製品をスイスのセンシメド社から導入し、大学病院などに紹介を始めているそうです。本日は会社の方が、医療関係者向けの動画を案内しに来てくださいました。上の動画は既に一般に開放されている海外の動画ですが、どのようなものかはお分かりになるかと思われます。

株式会社シードでは第123回日本眼科学会総会でモーニングセミナーを開催し、その収録動画を「トリガーフィッシュ システムのホームページでに掲載したそうです。

第123回 日本眼科学会総会
モーニングセミナー19
「眼圧日内変動を明らかにする ~緑内障診療への新たな挑戦~」

2019年4月21日(日)7:45~8:45会場第8会場(東京国際フォーラムDブロック1階ホールD1)

座長杉山 和久 先生(金沢大学)

演者三木 篤也 先生(大阪大学)
東條 直貴 先生(富山大学)
東出 朋巳 先生(金沢大学) でした。

これは医療関係者専用のサイトですが; http://www.seed.co.jp/triggerfish/ で検索し「学会セミナー情報」をクリックすればその動画にたどり着けます。

ページを見ますと:「見える」をサポートし、多くの人々の健康とQuality of Lifeの向上に貢献したい。「トリガーフィッシュ センサー」は、眼圧変化により誘発される角膜曲率の変動を捉えるマイクロセンサーが埋め込まれたシリコーン素材の独自のコンタクトレンズ型検査機器です:とのこと。ハードコンタクトレンズ様の素材にストレンゲージが埋め込まれていて、その内側には金色で環状のアンテナが見えます。そこからの電波を5分ごとにブルートゥースで拾い、のちにパソコンに移して表示させます。得られるのは眼圧ではなく角膜の変形とのこと。眼圧の日地内変動は測定する側にもされる側にも大変でしたが、この機械であれば、夜間の寝たままの姿勢での眼圧が推定できる点が特に有用だそうです。

「トリガーフィッシュ センサー」とは

“トリガーフィッシュ” システムは最長24時間にわたる眼圧変動のピークパターンを計測。日内変動を「見える化」し眼圧測定をサポートします。

『コンタクトレンズ型センサーである「トリガーフィッシュ センサー」を検査対象者の眼に装用し、得られた測定信号を「トリガーフィッシュ」にて受信・記録する仕組みにより、眼圧の変化により誘発される角膜曲率の変動を測定し、眼圧変動におけるピークパターンを検出します。』

当ブログでは早くからこの機器に注目し、記事「2011年9月16日2607 緑内障診断にハイテク機器、試験導入(シンガポール)」で紹介してきました。シード社はその後の医療器材申請と、その撤回などの多大な苦労を経て、今回初めての国内上市にたどり着いたわけです。

清澤注:ちなみに:triggerfishは、 Balistidae科の鮮やかな色の約40種の魚の総称です。 しばしば線や斑点が特徴のそれらの魚は、 インド太平洋で最大の種の豊富さを持ち、世界中の熱帯および亜熱帯の海に生息しています。 ほとんどが比較的浅い沿岸の生息地、特にサンゴ礁で発見されていますが、 海洋性のトリガーフィッシュ ( Canthidermis maculata )のような少数は遠洋性です。 この群からのいくつかの種は海洋水族館取引で人気がありますが、彼らはしばしば凶暴で悪名高いです。相当する日本語訳は見つからないのですが、「カワハギ」がそれに近い名称の様です。

Categorised in: コンタクトレンズ・眼鏡処方