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2018年2月16日

9610:睡眠中に着ける「特殊コンタクト」で視力矯正

睡眠中に着ける「特殊コンタクト」で視力矯正…子供の近視、進行抑制効果も (ヨミドクター 2月4日から抄出)

清澤のコメント:先日も採録した記事(https://www.kiyosawa.or.jp/archives/54800779.html)です。いつも記事ネタを教えてくれる製薬会社のMさんが「話の流れで、オルソを導入しているという話になれば」と指摘してくれました。

私も良い方法と思って数年前から導入して、累積では片眼両眼を併せるとすでに50例になりました。早いうちからの方は2-3年を経てすでにレンズ更改の時期になっています。国民健康保険がきかないので、小中学生の診療費が無料の江東区では、レンズ代だけではなく、診療費や定期検査も全額私費診療になってしまうところがネックです。ガイドラインの変更で全国で爆発的に増えるかと予測していましたが、それほどには変わらない現状です。
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睡眠中に着ける「特殊コンタクト」で視力矯正…子供の近視、進行抑制効果も

寝ている間に特殊なコンタクトレンズを着ける視力矯正法。近年、子供の近視の進行を抑制する効果も報告され、注目されている。(加納昭彦)

子供の視力低下「ゲームやスマホの長時間利用が影響」

 

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近視の子供は増えている。文部科学省によると、裸眼の視力が1・0未満の子供は2017年度、小学生33%、中学生56%、高校生62%にのぼった。40年前と比べると14~24ポイント増えた。ーー

目は、入ってくる光を角膜、水晶体という二つのレンズで屈折させ、網膜上で焦点を合わせることで像としてとらえる。しかし、眼軸長と呼ばれる眼球の奥行きが伸びてしまうと、網膜よりも手前で焦点を結んでしまい、像がぼやける。これが近視だ。

 

両眼で10万~20万円、保険はきかず

視力矯正法「オルソケラトロジー(オルソ)」は、特殊なレンズで角膜の前面を平らにして焦点が網膜上で結ばれるようにする。角膜の形状は一定時間保たれるため、睡眠中に着ければ朝に外しても日中の視力は維持される。ただし、本来の視力が回復するわけではないため、毎夜着ける必要がある。

オルソは米国で考案され、2002年に米食品医薬品局が初めてレンズを承認した。日本では09年に厚生労働省から承認を受けたレンズが登場した。現在は4社が製造・販売している。レンズの価格は治療費に含まれ、両眼で10万~20万円ほど。保険はきかない。

 

未成年にも承認、激しいスポーツもできる

 

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この年、日本コンタクトレンズ学会がまとめた指針には「使用は20歳以上」という条件がついた。安全上の懸念からだ。ただ、指針に拘束力はなく、実際に利用するのは未成年が多い。ーー

国内外の研究で未成年への有効性と安全性が確認されたため、指針は昨年12月に改定され、「慎重処方」を条件に未成年にも認められた。

オルソは子供の近視の進行を抑える効果も期待される。平岡さんが5年間、子供43人(8~12歳)の近視の進行度をオルソと眼鏡で比べた結果、近視につながる眼軸長の伸びはオルソの方が3割抑制できた。海外でも同様の報告は相次ぐ。

 

適切に管理しないと感染症の恐れも

 

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注意点もある。しっかりとレンズを洗浄するなど適切に管理しないと結膜炎などになる恐れがある。目をかくなどしてレンズがずれると、外した後に十分な視力が出ないこともある。

平岡さんは「オルソは、子供の近視の進行を抑制する方法として中心的な役割を果たす可能性がある。注意点を理解した上で検討してほしい」と話している。

Categorised in: コンタクトレンズ・眼鏡処方